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2019年9月9日月曜日

春野亭日乗 9月8日(日)音楽製作3日め、ひよめき塾の初回

音楽製作のために昨日から泊まりこんでくれている海津賢くん(と野々宮)と、高倉町珈琲店に行き、モーニング。
放射線治療が土日休みのためか、体調はいい。
痛みもいつもより小さくて、食欲もある。
朝から根菜のドリアをしっかりいただく。

春野亭にもどってひと休みしてから、おもむろに音楽製作に取りかかる。
今日は野々宮がいるので、朗読を柱にした作品をふたつ(3曲めと4曲め)、つづけて作る。

3曲めは、昨夜から今朝にかけて寝ながら構想を練っていて、ドラムなど通常のリズム楽器ではなく、琴などを使ってリズムを作り、ピアノのペダルトーンによる調性を作る、というところからスタート。
ただし決めていたのはそれだけで、作りはじめてみるとどんどんアイディアが沸いてくる。
また、賢くんもあらたなサウンドメークをしてくれて、またリズムセクションを中心に演奏も加えていってくれて、またたく間に曲ができてくる。

途中で野々宮の朗読を収録し、短いながらもすごい作品に仕上がった。
かなり満足して、昼食に。

近所のラーメン屋に行き、国立のご当地ラーメンをいただく。
食欲はあいかわらずしっかりあって、体調は好調をキープしている。

春野亭にもどり、4曲めに取りかかる。
今度はまず野々宮の朗読を素で収録し、これを聞きながら私がピアノ演奏。
それを元に、賢くんがさまざまなサウンドメークをしていく、という手法。
これもあっという間にしあがって、全員驚く。

私はここでいったん休憩したが、その間も賢くんと野々宮は製作をつづけていて、最初に作った1曲めと2曲めにさらに朗読をかぶせる作業をおこなった。
とくに2曲めは野々宮のサブ朗読が効いて、かなりおもしろい出来になった。
短時日で4曲も完成して、大満足。
賢くんにはほんとに感謝。

夜は「身体文章塾」あらため「ひよめき塾」の初回ミーティング。
台風直撃で、来る予定だった何人かが来れず、それでもつきみんとまりりんが来てくれた。
ほかはzoomでのオンライン遠隔参加で、参加者が12人集まってくれた。

私の体調が不透明ななか、今後どのように塾の開催を進めていくか、最大の目的である機関誌『HiYoMeKi』の発行をどうしていくか、など、話し合ってもらう。
さくさくと話し合いが進み、決めごとが決まったのは、みなさんの協力のおかげで、私はだいぶ気楽に控えていられそうだ。
ありがたい。

後半は作文のお題「タピオカ」にそって提出された作品をいくつか、読み合わせ、講評をする。
ひさしぶりで、楽しくやらせていただいた。
集まった作品のクオリティはまあアレだったけど。

次回ひよめき塾は15日の夜開催。
お題は「布団」。
塾生としての参加に興味がある人ならどなたも歓迎です。