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2019年9月21日土曜日

春野亭日乗 9月20日(金)名古屋栄〈ナディアパーク〉スタジオでの現代朗読と音楽の

午前7時すぎ、中央線快速で国立から東京駅に向かう。
巨大な人口の移動、これ、毎日やってるんだなあと、圧倒される。
ずっと立ちっぱなしだったので、今日一日の体力・体調が心配になるが、席を予約してあった新幹線に乗りこんでしまうと嘘のような静かで快適な世界だった。

今回の名古屋行きは、宿泊も含んだプランをゼミ生ユウキがあらかじめネットで購入しておいてくれたので、とても楽だった。
新幹線は、朝がすこし早いけれど、プラットこだまというプランでグリーン車を取り、ゆったりのんびりと名古屋に向かった。
席が楽なので、眠るもよし、仕事するもよし、遊ぶもよし。
グリーン車はがらがらだった。

11時すぎ、名古屋駅着。
地下鉄で栄に移動。
名古屋もどういうわけか東京に負けず劣らず人が多くてびっくり。
栄の〈叶〉という老舗の味噌カツ屋にはいり、味噌カツ丼をいただく。
味噌だれが意外にあっさりしていて、甘くどくなくておいしかった。

今日のワークショップとコンサートの会場のあるナディアパークに移動。
その地下のノルディックカフェでお茶、すこし休憩。

13時、上の階にある会場の第一スタジオへ。
グランドピアノがある練習や収録のための部屋で、オーケストラの練習もできるくらいの広さがある。
すでに撮影隊の伊藤くんと、カメラのよしきくんも来ていた。
生惠さんと、今回いろいろとスタッフとして動いてくれたシローさんも。

13時半、現代朗読ワークショップスタート。
撮影隊をのぞいて参加者は16名となった。
これまで天白〈アロマファン〉で毎月おこなってきたワークショップだが、今回はその集大成のような気持ちもあって、とくに群読表現が特徴的な現代朗読のワークにこれだけのみなさんが参加してくれたことはありがたかった。

前半は簡単な座学と基礎練習、後半は実際のエチュードと群読表現、その撮影という時間配分でおこない、予定していた4時間が「あっ」という間に、ほんとに文字通りあっという間の感じで終わった。
体調がどうこういっているヒマもないくらいだった。
みなさんも大変集中してくれて、映像作品としてもおもしろい出来になったのではないだろうか。

18時前にワークショップ終了。
終わりのときのみなさんからいただいた「ひとこと」はほんとに心温まるものばかりで、感激してしまった。

会場のセッティングを変える。
ピアノをまんなかに持ってくる。
照明を変えるのに撮影隊ががんばってくれて、いい感じになった。

19時前、会場。
ワークショップ組のほかに、名古屋の古い知り合いやNVC仲間も来てくれた。
19時すぎ、ほぼ定刻に「沈黙の朗読」コンサートがスタート。
テキストは「待つ」と「特殊相対性の女」の2部制で構成した。
途中の「沈黙」も含め、1時間10分、一気にやりぬき、20時半前に終了。
残ってくれた多くのみなさんが紙に感想を書いてくれたり、直接話を聞かせてくれたりした。

21時にまだ片付けが残っている撮影組を残して、ひと足お先に打ち上げ会場の〈世界の山ちゃん〉に移動。
先着していたバラさんや深沢さん、樋口くん、ふみさん、理子さんらと合流。
私はお酒は飲めなかったが、調子がよくて手羽先もしっかりいただき、みなさんと楽しい話もたくさんできて、大満足だった。

23時すぎ、打ち上げて、すぐ近くのホテルにチェックイン。
安価な宿泊プランのホテルなのに快適で、すぐにぐっすり眠りについた。