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2018年12月20日木曜日

ピアノレッスン再開、ひさしぶりの中野方面

肘の故障がだいぶ回復したので(まだ完調ではない)、しばらくお休みしていたクラシックピアノのレッスンを受けるために、ひさしぶりに中野に行ってきた。

クラシックピアニストというより、屈指の現代ピアニストである中村和枝さんのレッスンを受けられるというのは、東京に住んでいる幸運というしかない。
あらかじめ課題として、バルトークの『ミクロコスモス』という練習曲集をもらっていたのだが、家で練習してみるとなんということはない、ちょっと風変わりな、現代音楽風の奇妙な曲もある楽譜だ。
ところが、レッスンを受けてみると、これがおもしろいのなんのって。
なるほど、譜というのはこのように読み、ピアノというのはこのように弾くのか、ということを再認識させてもらって、スリリングだった。

もちろん私自身は即興ピアニストであって、気のおもむくままに自由に演奏することの専門家だし、譜読みだってそこそこできる。
しかし、あらためて和枝先生から学ぶことの奥深さ、情報量の多さは、圧倒されるくらいだ。

すこし時間をつぶしてから、夜はそのまま新井区民活動センターでの韓氏意拳の講習会に参加してきた。
こちらはひさしぶりだったが、世田谷に住んでいた六年前からこちらの講習会に体験参加したのを皮切りに、私の韓氏意拳歴がスタートしたのだった。
指導者もそのときとおなじ内田秀樹先生で、当初は教練になったばかりだったはずだ。
お互いの深化を、私は勝手に感じながら稽古したのだが、それはそれとして昨日も自分を限界まで追いこむようなきつい稽古だった。
よくがんばった、自分。

今日は休養日にする。
ゆっくりお風呂にはいって、身体をほぐしたり休めたりしておこう。