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2018年11月19日月曜日

映画:キング・コング

「・(中グロ)」のはいっている「キング・コング」、2005年公開のニュージーランドと合衆国の合作映画。
なぜニュージーランドかというと、監督がピーター・ジャクソンだからだ。

うかつにもそのことを知らずになにげなく観はじめた。
すでに一度観ていると思いこんでいて、出だしはどんなだっけなと観はじめたところ、まだ観たことのないことがわかった。
最近観たと思っていたのは、このあとで公開された別のキングコング映画「キングコング: 髑髏島の巨神」を観ていたからだろう。
こちらは今年の6月にレビューを書いているので、気になるかたはこちらをどうぞ。

出だしだけ確認するつもりだったが、観はじめたら止まらなくなった。
さすがにピーター・ジャクソン監督。
「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビットの冒険」「第9地区」、全部好きだ。
非常に緻密なCGと画面構成、ストーリー展開、いうことない。
そして主演女優のナオミ・ワッツのきれいなこと。

公開当時、37歳のヒロインと、話題になったらしい。
ナオミ・ワッツはイングランド生まれだが、14歳のときにオーストラリアに家族と移住し、シドニー時代にニコール・キッドマンと知り合い、いまでも交流があるという。
二コール・キッドマンはいちはやく売れてスターダムにのしあがったが、ナオミ・ワッツは陽の目を見るまでに時間がかかった。

ほかの役者陣もたくみで、もちろんバリバリのエンタテインメント映画なので繊細さは押し出されていないが、こまかなところでかいま見ることができる。

ストーリーはいまさら説明する必要もないだろうが(1933年の最初の映画にのっとっている)、キャラクターや設定にはかなりの工夫がされている。
とくにコングだけでなくたくさん登場する恐竜や巨大昆虫など、凶暴な巨大生物とのバトルは、「ロード・オブ・ザ・リング」をほうふつとさせるものがある。

すこし前の映画ではあるが、かなりおすすめだ。
なぜこれをいままで観ていなかったんだろうと不思議なくらいだ。
そういえば、コング映画は好きで、なぜなんだろうと思っていたら、小学校のころ日本のテレビでキングコングシリーズをやっていたんだった。
日本独自のテレビ製作だったが、日本ではアメリカ本土よりキング・コングが人気があったとのことだ。