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2018年10月20日土曜日

朗読の収録、共感入門者たちとの交流、課題山積の撃研

今日は濃い一日だった。
午前中、ゼミ生のゆきこさんが来て、ある事情から収録を急ぐことになった作品の朗読(と即興ピアノでの共演)を収録。
ゆきこさん、ものすごくがんばった。
明日には編集を仕上げてしまいたい。

ゆきこさんに預けてあった「リレー・フォー・ライフ・ジャパン」のチャリティーイベント用の帽子の残ったやつが返ってきた。
いくつか売れたとのことで、微力ではあるけれど協力できたことがうれしい。

お花をいただいた。
かわいいブーケで、心使いがありがたい。

収録後、〈パスタ・ファクトリー〉でランチ。
この店は3回めだが、まだ試していなかったミートソースをいただいてみる。
なかなかおいしかった。

午後は共感音読カフェ。
今日はオンラインで参加したひろこさん以外、全員が共感的コミュニケーション(NVC)に接してまだ月日がみじかい入門者の人ばかり。
私の勉強会でこういうパターンは、最近ではめずらしい。
とはいえ、「教える」とか「解説する」とかはやりたくないので、みなさんの話を聞いたり、私の経験を伝えたり。

リクエストで「朗読してみたい」というのがあったので、会の終わりのほうでマーシャルの本に載っている詩の一部をみんなで音読してみる。
詩の意味ではなく、それを読んでいる自分自身を繊細にとらえることを試みてもらったのだが、短時間でうまく意図が伝わったかどうかは疑問。

参加してくれた皆さんには感謝だけれど、私ではいたらないNVCについての講義やプラクティスについては、ぜひともほかの講座やワークショップに行ってみてほしい。
とくに日本人トレーナーが何人も誕生しているので、その人たちのワークに参加してみることをおすすめする。
その上でまた私の(主流からはずれているかもしれない)場が必要だと感じた方がいたとしたら、うれしいことではある。

今日参加してくれた方のひとりがクロモジの枝を持ってきて、それでお茶をいれてくれた。
初めて飲んだが、おいしかった。
山の仕事のおこぼれをいただくことができた。ありがとう。

夜は韓氏意拳の駒井先生による「技撃研究会」に参加するため、昭島スポーツセンターに行く。
韓氏意拳の稽古体系にはない対人稽古をおこなう。
毎度のことだが、自分の課題が山のように噴出して、いやになってしまうことを通りこして笑ってしまう。
しかも、以前からわかっている課題がまったく克服できていない自分がいて、落ちこむ。
が、いやになること、落ちこんでしまうことは、自分自身になにが必要なのかを教えてくれているはずと思いなおし、そのための自主稽古を自分なりに組みたててやってみるしかない。
女性も参加していて、ちょっと痛い思いをさせてしまったのも、ほんと申し訳ない。