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2018年10月19日金曜日

高橋透先生の治療会で自分の全体性を実感する

山形の韓氏意拳教練・高橋透先生が昭島K-Studio(駒井先生宅)で隔月におこなっている治療会に行ってきた。

実は高橋先生の知り合いからどんぐり帽子を頼まれて、それが編みあがったのでお届けがてらだったが、うまいぐあいに時間があいていたので、治療の予約もいれたのだ。

私は約20年前の膝の骨折、そのリハビリの失敗から、つい数年前まで杖を離せない生活だった。
ここしばらく、どんどん回復してきていて、まだ膝を完全に折り曲げることはできないまでも、日常生活にはほとんど支障がないほどになっている。
が、その影響は知らないあいだに身体の別の場所にあらわれていて、たとえば肘が痛い。
とくに左肘。
もう2年くらい故障がつづいている。

前回も指摘されたのだが、肘の具合が悪いというのは、肘が悪いのではなく、身体の他の部分からの影響が多分にある。
他の「部分」というより、全体のバランスといったほうがいいだろうか。

高橋先生の治療を受け、実際に説明をされながらあちこち動かしてみると、たとえば肘だけでなく腕全体が、そして肋骨や肩甲骨や背骨、骨盤の動きがおかしかったりする。
当然、膝も影響している。

膝の違和感のせいで左右の脚のバランスがおかしくなっていたり、足首が片方だけ硬かったりする。
それが影響して、横隔膜の左右の動きがちがっていたり、肩が硬かったり、肘に故障となって出たりしている。
実際に説明してもらいながら動かしてもらうと、そういう全体の関係性がよくわかる。
西洋医学的、整形外科的局所治療がいかに不自然かということが、自分の身体を通して実感される。

帽子のお礼にと、山形銘菓をおみやげにいただいた。
材料費もいただいたのに、お心遣いがうれしい。