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2018年4月1日日曜日

縁側、ととのいました(洋間だけど)

昨日は月に1回、月末に開催している「共感編み物カフェ」を国立・春野亭でおこなった。
最初、だれも参加者がいないな、まあいいや、私ひとりでも編み物やって楽しもうと思っていたのだが、あれよあれよと人が来てくれて、そこそこにぎやかになった。
各務原の澪ちゃんがオンラインで参加してくれたり。

編み物カフェなのに、私以外にだれも編み物していない。
でもまあ、それもいいのだ。
各自がそれぞれ好きなことをやったり、やらなかったり、お茶を飲んだりご飯を食べたり。
とにかく自分自身の居心地がいいことがもっとも重要。

そこではどんな話も共感的に聴いてもらえる。
だれもがジャッジされたり責められたりすることはない。

私はOpal毛糸を使って、靴下に初挑戦。
棒針編みがまだ上手にできないので、かぎ針の編み図を探して、それで編んでみた。
まだ完成していないが、サイズが大きすぎるかなあ。
まあ、ともかく、編みすすめて、完成させてみよう。

そのあいだも参加のみなさんは、それぞれお互いに話したり、自己紹介したり、最近のトピックを披露したり、悩みごとを聞いたり。
持ちよったお菓子を食べながらお茶やコーヒーをいただいたり、ご飯を食べたり。

午後3時から8時まで、ゆるーく開催して、いちおう8時に閉会とした。
春野亭はまったく近代的な一軒家で、みんなが集まる部屋も洋風のリビングルーム、それぞれがテーブルに向かって椅子に座るというスタイルだったのだが、雰囲気はまったく「昭和の縁側」の感じといってくれた人がいて、うれしかった。
私がめざしているのは、まさにそんな雰囲気だから。

縁側ではだれもが各自、思いおもいのことをやっている。
手仕事したり、遊んだり、おしゃべりしたり、飲み食いしたり。
そして「そこにいる」、つまり今風のことばにすれば「マインドフルネス」があり、そしてお互いの話をただ共感的に聴きあうつながりがある。
そのつながりは決して「熱」のあるものではなく、ゆるやかだが、安心できる安定的なものである。

ここでは私が世話役となって縁側作りをしているが、これは共感的コミュニケーションを学んだ人ならだれでもできることだ。
そのような場がどんどん増え、広がっていくといいと思う。

4月30日:共感編み物カフェ@国立春野亭(オンライン参加可)
編み物をしながら、お茶を飲みながら、ゆるく共感しあう場。まるで昭和の家の縁側のような安心できる居心地となる予定です。編み物ができない人ややりたくない人も歓迎。午後3時から8時まで、出入り自由。