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2018年1月2日火曜日

共感的に「ありがとう」を伝える

「ありがとう」ということばは大切なものごとをたくさん含んでいるけれど、気軽に使えることば(という道具)なので軽重さまざまな場面で使われてしまう。
ときに、
「とりあえずありがとうといっとこう」
とか、
「心がこもってないありがとうだよね」
というようなことが生まれてしまう。

本当に「ありがとう」を伝えたいとき、そしてその感謝の内容についてもきちんと伝えておきたいとき、共感的コミュニケーションの方法は役に立つことがある。
感情とニーズをセットにして伝える方法だ。

「きみが手伝ってくれたおかげで、ぼくの誠実さやサポートや信頼のニーズが満たされて、ほっとしたし、うれしかった。ありがとう」

ところで、2017年という年は私にとって、数えきれないほどのニーズが満たされた一年だった。
つながり、信頼、学び、気づき、サポート、貢献、スペース、流れ、いきいきさ、触れ合い、親密さ……いちいち書きだしていたらキリがないほどのニーズが満たされた。
それこそニーズ表にリストアップされているニーズのほとんど全部を書きだすことになるだろう。

自分ひとりでがんばって満たしたニーズもあれば、みなさんといっしょに満たしたニーズもあるし、みなさんのおかげで満たせたニーズもある。
いろいろあったけれど、振り返ってみれば私の命がみなさんの命とともに祝福され、いきいきと活動できた一年だった。
あらためてみなさんにいいたい。
「ありがとう」

2018年がはじまったわけだが、まだまだニーズを満たす旅はつづく。
満たせなかったニーズもあれば、満たせたけれど引きつづき満たしたいニーズもある。
今年もまだ満たせないかもしれないけれど、いつか満たせるときをめざしてそのニーズをにらみながら今年もチャレンジをつづけていきたいこともある。

今年も共感的コミュニケーションで自分自身につながり、みなさんとつながり、世界の荒波をサーフしていきたい。
武術や音楽瞑想によって質の高いマインドフルネスをこころがけ、表現や行動のクオリティを高めていきたい。
音読療法によって心身の調律をおこたらないようにしたい。
そんななかで、具体的にどのようなアウトプットが生まれてくるのか。
また一年、お付き合いいただければ幸いである。
どうぞよろしく、なのだ。

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