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2017年10月29日日曜日

豊田で共感的コミュニケーションと語りレッスン


2017年10月28日、午後。
豊田市のとよた市民活動センターで、共感的コミュニケーションの勉強会の案内人をつとめてきた。
主催は〈ゆめぱレット〉という団体で、代表は語り人の小林さやかちゃん。
さやかちゃんを筆頭に、知的障害などの障害を持つ人やその家族、支援者などで作られた団体で、語りや音楽など表現活動をやっている。
私はさやかちゃんとはもう15年近い付き合いで、中学生のときからずっとサポートしている。
おかげでこちらも学びと成長と豊かなつながりの経験をさせてもらっている。

今回はこの人たちを中心に、お互いに大切にしあえる関係のなかで、安心し、いきいきと表現できる場を持続的に発展させていくための方法として、共感的コミュニケーションを学ぼうということで、私を呼んでいただいた。
ゆめぱレットの主催の勉強会は、これが2回めとなる。

参加者は10人くらい、関係者もいれれば15人くらいの人数での勉強会となった。
今回はとくに身近な人とのつながりを作ること、相手にもかならず切実なニーズがあると思いやることでつながりのきっかけを「自分が」作ること、そして自分自身といつもつながっていることの大切さなどについて、みんなでかんがえ、話し合うことができた。

そこそこの長丁場をみなさん最後まで集中して参加してくれたし、熱心な質問も飛びかって、ありがたかった。
終わってから、この勉強会を不定期ではあるが、また時期を見ながら開催していきたいという話になった。

夜はおなじ会場でゆめぱレットのみなさんの語りレッスン。
来月11月18日に豊田産業文化センターのホールで、小林さやかとゆめパレットのみなさんによる語りの会をおこなうことになっていて、私もピアノ演奏やトークで参加する。
それに出演する方のレッスンをおこなった。
この語りの会のテーマは「おかあさん」で、みなさんそれぞれ、おかあさんにまつわる話を朗読したり語ったり、歌ったりすることになっている。

最後にさやかちゃんのおかあさんの希依子さんと、コンサートの進行と演出内容についての打ち合わせ。
この内容をほぼそのまま、年末の知立演劇フェスティバルにも持っていって上演するというので、私はそちらもサポートすることになった。
うまい具合に、ちょうど移動予定がかみあっていたのだ。

知立演劇フェスは12月10日(日)。
豊田も知立も、もしご都合がつく方がいらしたら、ぜひ応援にきてください。
お待ちしてます。