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2017年7月22日土曜日

ガイア・エデュケーション講師のお仕事、無事に終了

2017年7月16日、鈴鹿カルチャーステーションでガイア・エデュケーションの公開講座をおこないました。
ユネスコの公認教育プログラムであるガイア・エデュケーションは、エコビレッジ・ジャパンが主催する持続可能な社会をめざす人たちの学びの場で、私などが名を連ねるのが気がひけるほど、その世界では名前の知られた方々が講師をつとめている。

しかし、せっかく事務局の北川弘子さんからお声がけしていただいたので、よろこんでお引き受けすることにしたのだった。
まだだいぶ先のことだと思っていたら、気がついたら開催日時がせまってきていた。

私にあたえられた時間は2時間。
限られた時間でなにをお伝えできるのか。
当日までだいぶ悩んだ(そうは見えなかったと思うけれどね)。

鈴鹿カルチャーステーションには骨董品に近いグランドピアノが置いてあり、二年前に一度弾いたことがある。
今回もどうしてもそれを弾きたいということで、講座の後半には音楽瞑想をいれることにした。
講座のテーマは「自分につながる」ということだったので、これはうってつけだ。

前半は共感的コミュニケーションで自分につながる、つまり自己共感の話をすることにした。

午前中に会場の下見。
準備をしているみなさんにご挨拶。
いい感じにソファや椅子がならび、参加のみなさんがリラックスできるように心がつくされている感じがありがたい。

小森先生たちと昼食をいただいたあと、13時前に会場に行って、何人かの方とお話をさせていただく。
初めてお会いする方でも、どこかでつながっていて、驚いたり喜んだり、今後のお付き合いを約束したり、といったうれしい出会いがあった。

13時に公開講座がスタート。
最前列にはプログラム参加者のみなさんがずらっとならんでいて、壮観。
年齢や性別もまちまちで、このプログラムがめざす多様性が受容される社会をそのまま表現しているように思える。

前半は自由な質疑応答を歓迎しながら、みなさんと交流しながらの共感的コミュニケーション(NVC)の解説や、事例への対応。
後半はソニック・メディテーションの紹介とマインドフルネスへの影響、そしてピアノの即興演奏を使った音楽瞑想へ。

演奏が終わったとき、しばしば起こることだけど、自分の深い部分に触れたり、なにかが開放される人が何人かいて、涙を流している人も散見された。
私も無我の境地で演奏に集中できて、充実感をおぼえた。

一般公開の時間はここまでで、30分の休憩時間をはさんでさらに1時間、プログラム参加者のみなさんとの交流時間をいただいた。
かなり疲れてはいたけれど、受け入れてもらっている感じと、自由に表現する選択が許される感じがあって、この時間も楽しませてもらった。

野々宮卯妙が同席していたので、みなさんからのリクエストをいただいて、現代朗読との即興セッションも、ごく短くではあったけれど披露させてもらった。
そのような機会をもらえて感謝。
鈴鹿へは今後もぜひ、何度か行けるといいと思っているので、どこかでさらにちゃんとしたライブセッションや音楽瞑想の機会が作れるといいなと、ひそかに狙っているところだ。

今回お世話になったみなさんには、心からお礼をもうしあげたい。
ありがとう、またお会いしましょう!