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2017年4月12日水曜日

身体文章塾は「褌」がテーマだった

この前の日曜日は身体文章塾をオンラインで開催しました。
クローズドメンバーによる少人数の文章塾で、月に3回のペースで開催しています。
内1回はリアル開催で国立の家に集まるんですが、遠方で参加できない人、都合の悪い人はオンラインで参加します。

昨日は全員オンライン。
沖縄の知念さん、近所の奥田くん、これも近所の折江史さん……ですが、那須のログハウスからの参加。
先日のテキストライティング・ワークショップ参加者のひとりが見学参加だったんですが、外出先からうまく接続できなかったようで、こちらは残念。

オンライン接続に不安がある方はあらかじめ接続テストをおこなうようにしているんですが、スマホやタブレットがあれば、回線さえ安定していればだれでも簡単に参加できるので、最近はテストもほとんどやっていません。

この日のテーマは「褌」。
奥田くんが相撲取りを主人公にしたすばらしいエンタテインメント掌編を書いてきたので、みんなで絶賛。
もちろん私もびっくりしつつ堪能しました。
ただし、未完成とのことで、ぜひともつづきを書いて、完結させてほしいものです。
いずれ機関誌『HiYoMeKi』に掲載するかもしれません。

身体文章塾に参加するには、まず「自分とつながるテキストライティング・ワークショップ」に参加していただく必要があります。
その上で、私がやっている文章塾の方向性を確認していただき、興味を持って継続の希望がある方には、身体文章塾への参加方法をご案内することにしています。

先日のテキストライティング・ワークショップに参加してくれた方の感想を紹介します。

◎言葉という「最小公倍数」の共通語は、日常で思考を形にし、他者に何かを伝達するために用いています。そこには、いつも、自分のものではないような、ピッタリと言いあてていないような「すきま」を感じていました。その「すきま」をうめるヒントを探して参加しましたが、それ以上のものを頂きました。「体感をそのまま、言葉にすれば良い」のだと知りました。そんな発想全然なかった。いつも何か、言葉の限界を感じすぎていたと思いました。ツールとしての言葉をのびのびと使いたいと思いました。

◎ばくぜんと文章力ってよく使ってたことばだけど、どんなものかオリジナリティある文章なのかよくわかった。まだまだオリジナリティあふれる文章をかくことは、いままでうけた教育とはちがうこともあり、むずかしさを感じるし、「正しい」文章をかこうとしている自分がいることにも気付き、自分の中のカベも感じました。楽しかったです。

◎「自分とつながる」というタイトルにひかれて参加しました……が、自分って? の疑問が大きくなりました。自分の中で起きていることにフォーカスすることが、表現を豊かにしてくれるという事ならば、もっともっと、自分に目を向けて行きたいと思います。人の目、常識、思い込み、頭が自分をしばっているりと気付けたので、できるだけピュアな自分と仲良くなれることを目標にします。

以下のご案内は連続講座のものですが、この最終日の5日めにテキストライティングをやります。
こちらからも身体文章塾に参加できるようになります。

連休に自分とつながる五日間連続講座(5.3-7)
不安定で行き詰った時代を乗りきるために自分とつながり、見失わず、安定しながら、あなた本来の活力を発揮することをめざすためのヒントを探すための講座です。単発参加も可。