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2017年3月31日金曜日

喜びとやりがいのある仕事

昨日は国立の家でボイスセラピー講座を開催しました。
平日の夜だったので、全教程はこなせず、残り2時間くらいの分は後日、オンラインミーティングでやることになっています。

現在、音読療法協会の活動は、いくつかの柱があります。

・ボイスセラピー講座(←昨夜のやつ)
 音読療法の体系の概略を知っていただき、音読ワークも体験できます。
 簡単な心身の健康向上法を身につけて、自分とまわりの人の役に立ててもらえます。

・音読トレーナー養成講座
 音読療法をもちいたグループワークをファシリテートするための知識、理解と技術を身につけてもらいます。

・音読カフェ
 音読療法士や音読トレーナーがファシリテートする心身健康法のワークをおこなう場。
 健康法、介護予防など、さまざま場や参加者の層を対象に開催。

・音読ケアワーク
 老人ホームや学校など、音読療法をもちいた心身の健康、免疫力アップ、活力向上などを目的にしたワークを、音読療法士や音読トレーナーが出向いておこないます。

とくに音読療法の場をファシリテートできる音読トレーナーの養成に力をいれているところです。
音読トレーナーを仕事としてやっていただきたいと思っています。
とはいえ、現時点では音読療法は十分に衆知されているとはいえず、単独の職業として生活を支えるだけの収入を得ることはまだまだむずかしいのが現状です(めざしてはいます)。
しかし、私のような小説家とかピアニストとか、俳優とか詩人とか、被災地支援などのボランティア活動とか、多くの仕事がそうであるように、金銭的なリターンが少なくても喜びややりがいがあるものはたくさんあって、音読トレーナーや音読療法士もそのひとつです。

とくに音読療法の仕事は、

・だれかの役に立つ「社会貢献」「対人援助」である
・自分自身の健康や活力向上に役立つ
・だれからも指図を受けない自立/独立型である

などの特徴があります。
また、行政や企業と組んで、これからの高齢化社会での最重要課題のひとつである介護予防の事業を展開していくこともできます。
これはいわば、コミュニティを作る仕事ともいえます。

これらのことは机上の空論ではなく、私や音読トレーナーが実際におこなっていることであり、またその過程で得られた経験や実感から述べていることでもあります。
こういったことに興味のある方、ぜひいっしょに勉強と活動をしましょう。
どなたも歓迎です。

ボイスセラピー講座@国立(4.22)
呼吸や声を使って自分自身や身近の人を癒し活力を養うボイスセラピーの概要を学び、身につけるための講座です。この講座の受講修了が音読トレーナーの資格取得講座の受講要件となります。4月22日(土)10時からJR国立駅徒歩5分の会場にて開催。