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2017年2月24日金曜日

音読カフェ(とそれを開催できる人)を増やしたい

音読療法(ボイスセラピー)を気軽に受けられて、心身の健康の向上に役立てられる場である「音読カフェ」の開催チャンスを、今後どんどん増やしていきたいと決意しています。

音読カフェではないんですが、先日、練馬・富士見台の高齢者介護施設で「いきいき音読ケア」というボランティアワークをおこなってきました。
かれこれもう5年くらい、毎月1回のペースでつづいているワークなんですが、このところ参加の常連さんも増えてきて、みなさんととても親密な感じでつながることができ、音読療法の効果もはっきりと現れているのを感じます。

1時間くらいのワークなんですが、その時間内でもみなさんのようすがどんどん変化し、いきいきとしてきて、目が輝き、そして会話もはずんでいくのを見るのは、ワークを進行するこちらとしてもとてもやりがいのあるうれしいことです。
施設の都合で1か月に1回しかやれないのが残念ですが、数日おき、あるいはせめて1週間に1回のペースでやれれば、強力な介護予防効果があったり、病気予防に役立つのはあきらかなのです。

そこで、こういった施設だけにお任せせず、自分たちでも積極的に音読カフェという形で音読ワークを気軽に体験できる場をどんどん作っていけばいいじゃないか、と思ったしだいです。

かつて「お母さんのための音読ケア」略して「ママカフェ」という形で定期的に開催していました。
参加者にはとても喜んでいただけたんですが、託児スタッフを確保しなければならないなどの問題から、現在は中断しています。

一方、私自身は北陸の実家の居間を利用して、ご近所の知り合いに声をかけて音読カフェを始めたりしています。
こちらはとても気楽にやれるんです。
自宅の居間でいいんです。
参加費も1,000円とか1,500円とか、敷居の低い額にして、お茶とお茶菓子を途中でいただきながら、共感的なおしゃべりをはさんで、手軽な健康法を体験してもらいます。
参加者も5人とか10人でいいと思います。
本格的にやるなら、どこか施設を借りて20人とか30人とかのグループワークをやるのもいいでしょう。
行政と組んで介護予防教室にすることもできるでしょう。

そのためにも、まず必要なのは、音読カフェを主催できる音読トレーナーをもっと育成することです。

音読療法に興味を持っていただいたり、理解してもらうために、現在ボイスセラピー講座というものを月に1回開催していますが、より敷居を低くするためにも音読カフェをたくさん開催しようと思います。
しかし、音読カフェができる音読トレーナーがまだ育っていない。
音読トレーナーはボイスセラピー講座と音読トレーナー養成講座を受講し、その後レポートなど要件を満たした人に資格が授与されます。
私をふくめ、いまいる少数のメンバーでやっていくしかないですね。

というような私の「ぼやき」を読んで、私も音読トレーナーをやってみたい、音読カフェをやってみたい、介護予防教室を開いてみたい、行政にアピールして予算を引っぱり出すことに挑戦してみたい、などと思った方は、ぜひいらしてください。
大歓迎です。
音読療法の仲間を私は切に求めています。

ボイスセラピー講座@国立(2.25)
呼吸や声を使って自分自身や身近の人を癒し活力を養うボイスセラピーの概要を、半日で学び身につけるための講座です。この講座の受講修了が音読トレーナーの資格取得講座の受講要件となります。2月25日(土)10時からJR国立駅徒歩5分の会場にて開催。

ボイスセラピー講座@国立(2.27)
呼吸や声を使って自分自身や身近の人を癒し活力を養うボイスセラピーの概要を学び、身につけるための講座です。この講座の受講修了が音読トレーナーの資格取得講座の受講要件となります。2月27日(月)19時からJR国立駅徒歩5分の会場にて開催。