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2016年12月8日木曜日

埼玉県小川町での初共感カフェ

12月4日、日曜日は、埼玉県比企郡の小川町で初めて開催する共感カフェに、ファシリテーターとして参加してきました。
主催は現代朗読のワークに何度も参加してくれていた小川町在住の亜矢子さん。
彼女が世話人となって小川町で会場を確保して、開催してくれたのです。
ありがとう。

会場は古民家を再生してみんなが集える場所にしている〈たまりんど〉という場でした。
こたつを囲んでのリラックスした時間をたっぷりと持つことができました。

ところで、私は小川町というところへは初めて行ったのです。
とっても遠いところ、という印象というか先入観がありました。
池袋からだと東武東上線で川越より向こう?
坂戸より向こう?
そして去年、町政30周年の記念事業でOeufs(うふ)のコンサートをおこなった滑川町より遠い?
地の果てのように思っていました。

実際には案外近かったのです。
国立からだと、西国分寺から武蔵野線に乗って北朝霞まで行き、そこで東武東上線の朝霞台駅に乗りかえて、あとは一本。
時間はかかりますが、座席はすいているし、快適な移動でした。

初めて共感的コミュニケーションを紹介する場だったので、最初にこのもとになっているNVC(=Nonviolent Communication/非暴力コミュニケーション)のことや、これを体系化マーシャル・ローゼンバーグ氏のことを話しました。
「共感する」とはどういうことなのか。
ローゼンバーグが定義した人の行動原理とはどういうものなのか。
人と人が共感的につながるとはどういう状態なのか。
そしてそれは実際にどのようにおこなえば実現できるのか。

そのあと、参加の皆さんの実例を取りあげながら、共感のプロセスを解説をまじえて実践していきました。
共感的コミュニケーションのすばらしいのは、人の行動原理を理解する理論がわかりやすいだけでなく、それが実践の方法として具体的に落としこまれていて、実生活での実用に活用できるということです。
つまり、使えるのです。
だからいま、世界中で学ばれ、練習されているのでしょう。
そしてそれは、人々の共感的なつながりや、思いやりの場を確実に広げていっています。

終わって、帰ってきてから、フェイスブックのこのイベントのページに、参加してくれた方のフィードバックのことばがたくさん寄せられていて、うれしい気持ちになりました。
ちょっと紹介させてもらいますね。

◎今日の学びから、これからの人類には(大げさ?)共感的コミュニケーションのような技術は、本当に必要だとつくづく感じました。
何よりもまず「本当の自分」を知ること! そこからすべては始まります。

◎水城先生はじめ関わってくださった皆様、今日はありがとうございました!
単に人と関わる技術というのでなく、まず自分の隠された心(時にはダークサイドかも?)に触れられること、良い意味で予想と違っていました。(*^^*)
またタイミングが合えば、ぜひ参加したいと思います。
どうもありがとうございました。m(_ _)m

◎今日は参加させて頂き大変勉強になりました。本当に有難うございました☆自分自身とつながり自分のニーズをきちんと理解する大切さを知ることが出来て本当に良かったです♡
そして、自分をきちんと誉めてあげる大切さ☆心に深く浸みました。