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2016年7月12日火曜日

屋形船も操縦できるんだ

五年に一度の更新が必要な小型船舶操縦免許の更新講習が終わって、あたらしい免許がとどきました。

私は一級(20トンまでの船舶)と特殊(水上バイクなど)を持っているんですが、よくよく見たら「特定操縦免許」も持っていました。
シラナカッタ……

「特定」というのは、人を運搬するための、車でいえばタクシーとかバスの「緑ナンバー」あるいは「二種」に相当するものです。
つまり、遊漁船とか渡し舟とか、あるいは屋形船とか。
アルバイトデキナイカナ……

屋形船だったら、20トン未満というと、定員40人未満くらいだったらいけそうです。
そんな話をフェイスブックでつぶやいたら、たくさんコメントをいただきました。
離島とか、過疎の海辺の漁村とかで、地域おこし協力隊の募集をしている情報とか。
観光船の運転できる人がいなくて困ってる、という四国の情報とか。
湘南で船を借りて商売しては、という提案とか。

私が船舶免許を取得したのは、30代前半だったと思います。
小説家になって、ゆとりができたら海の近くに住んでヨットでも持ちたいなと思っていたのです。
そんなゆとりは結局できずじまいでしたが。

それでも海と船は好きで、機会あるごとに乗ってました。
有名なヨット雑誌の『舵』に短編の連載をしたり、敦賀・ナホトカ・ウラジオストクを結ぶ日本海縦断ヨットレースに出てレポートを書いたり。
近畿青年洋上大学の講師としてクルーズ船に乗って、2週間くらいだったかなあ、上海、天津(そこから北京へ)、釜山とまわった船旅も楽しかったな。

せっかく免許を持っているので、今度は自分が運転するチャンスがあるといいなと思っています。