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2016年6月13日月曜日

映画:アベンジャーズ

2012年公開のアメリカ映画。
制作費、約250億円。

これも含めて先日からつづけて何本か、マーベル・シネマティック・ユニバース・シリーズの映画を観たけれど、もういいかな。
お腹いっぱい。
つづけて観るもんじゃないのかな。
間をあけて観ると、また楽しく観れるのかもしれませんね。

マーベル・コミックというのは、いわゆるアメリカン・ヒーローのいろんなタイプが出てくる漫画シリーズですが、日本でいうとなんになるのかな。
私が子どものころに夢中になって読んだ「強い主人公もの」の漫画といえば、まずは「鉄腕アトム」であり「鉄人28号」であり、「スーパージェッター」「ソラン」「コナン」「エイトマン」「サイボーグ009」といったラインナップがありましたが、アメリカン・ヒーローとはちょっと感じがちがいますね。
アメリカはもっと屈託がないというか、あっけらかんとしているという、ときに国をしょっていたり、ちょっとバカっぽい。

「アベンジャーズ」ではそれらアメリカン・ヒーローが総出演してます。
主人公格はアイアンマンですかね。
これをロバート・ダウニー・Jrが演じてます。
ほかに、キャプテン・アメリカ、ハルク、マイティ・ソー、ホークアイ、ブラック・ウィドウなどが出てます。
そりゃ満腹にもなるわな。

ストーリーは現代が舞台で、SF的な設定ですが、敵のイメージといいアイテムといい、なぜかちょっとレトロなイメージもあります。
後半の敵とのバトルシーンは、マトリックスをちょっと思いだしました。
CGはもちろんこれでもかというほどてんこ盛り。
観客サービスとして街は盛大にぶっ壊されるし、戦闘機も侵略者も無数に破壊されます。
まあ、こういったてんこ盛り映像である種の爽快感をおぼえるのもたしかです(そうじゃない人もいると思うけど)。
そしてこれまたてんこ盛り感のある音楽。

壮大な物量作戦的な映画なわけですが、見終わってから「それでなにか?」というどことはなしのむなしさが残るのは否めないところです。
ジェットコースターに乗るのと同様の、無邪気な娯楽だと思って観れば、ほぼまちがいのないところでしょうね。

ののみずライブ「蟷螂の孵化する」@下北沢レディ・ジェーン(6.26)
6月26日(日)午後7時半スタート、下北沢のライブバー〈レディ・ジェーン〉で現代朗読の野々宮卯妙と即興ピアノ小説家の水城ゆうによるライブです。朗読テキストは水城の書きおろし新作の予定。