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2016年5月27日金曜日

暖かな時間がながれたオンライン共感カフェ

私にもよく起きることですが、
「自分のいまのニーズはこれだ」
と思っていても、じつは違っていたということがあります。
そんなとき、自分が本当にニーズにつながっているかどうかをチェックする方法はいくつかあります。

先日のオンライン共感カフェで、貢献のニーズから自分が協力していると思っていたのに、仕事がどんどん多くなり、また複雑になって、つらくなっている、という人がいました。
自分のニーズは「貢献」なのに、それが満たされない、というところで、その人は自分を苦しめてしまっているようでした。

そのときにチェックしてみたいのは、
「自分が満たそうとしているニーズはなにか」
ということと、もうひとつ、
「いま満たされていないニーズはなにか」
ということ。
このふたつは、ひょっとしておなじものかもしれませんが、違う方向からチェックしてみることで、なにか気づくことがよくあります。

先日も「つらい」と感じているのは、時間的にも能力的にもいっぱいいっぱいで余裕がなく、またそのことを仲間やボスに理解してしてもらえていない、ということが出てきました。
つまり、余裕や能力、理解、協力といったニーズがあって、それが満たされていないということに気づいたのです(もちろん気づくためには自分に共感するか、だれかに共感してもらうというプロセスが必要なわけですが)。
そしてそのニーズが満たされたときにさらに満たしたい自分のニーズは、「貢献」というのもあるかもしれないけれど、よる深いところに「守りたい」「場の持続」というニーズがあることに気づいていったのです。

自分の本当にニーズに深くつながったとき、身体が暖かくなったり、自然に涙が出てきたり、といった身体的反応があらわれてきます。
自己共感がうまくいっていないときには、それがはっきりと現れてきません。

先日の共感カフェでは、ひとりはいつも冷たい雨のなかにいたみたいな感じが、初めて暖かい安心できる感じになった、といってくれました。
別の方も涙があふれてきて止まらなくなりました。
私にとっても、共感カフェをやっていて心からよかったと思える瞬間で、みなさんのニーズにつながるお手伝いができたことと、あたたかなつながりの場をに参加できたことを、大変うれしく思うのです。

6月開催:水城ゆうのオンライン共感カフェ(6.6/14/27)
自宅や好きな場所にいながらにして気軽に参加できる、ネットミーティングシステム(zoom)を利用した共感的コミュニケーションの60分勉強会、6月の開催は6(月)16時と20時、14(火)20時、27(月)20時です。