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2016年1月7日木曜日

年頭の誓いをどれだけ守れたか

ブログ「水の反映」の去年の一月三日の記事を見てみたら、年頭の抱負が書いてあった。
それが一年後のいま、どうなっているか、厳しく検証してみたい(笑)。

「ピアニストとして今年はさらに即興技法を磨きあげよう」

これはかなり評価していいと思う。
去年、即興演奏については、身体へのアクセス、マインドフルネス、瞑想的即興など、自分でもかなり進んだという手応えをかんじている。
もちろんまだまだ至らない点も多く、さらなる精進をしていきたいと思っているが、音楽瞑想の即興プレーヤーとしてはほかにあまりたくさんいない域にたっしているのではないかと、ちょっと自負している。
今年は音楽瞑想を東京だけでなく、いろいろな土地で、できれば外国もふくめてやってみたい。

「現代朗読の主宰・演出としてコンテンポラリーアートとしての朗読表現をさらに追求しよう」

これはあまり進んだとは実感していない。
私がやってみたい現代朗読の先端的表現についてはかなり具体的なイメージがあるのだが、それを実現するだけのメンバー(おもに人数的な問題)と場所、制作体制などに問題があって、なかなか進まない。
もっとも、年末に「先端表現部」という部会をげろきょ内で立ちあげたばかりなので(部員はまだ数人しかいないが)、今年はなんとか進展させてみたい。

「ライブや公演は厳選してあまり力が分散してしまわないように気をつけよう」

かなり無理があったが、年末に来てようやくイベントを整理して、今年はリソースを効率的に集中できる体制を作れるのではないかと思っている。
わかんないけどね。

「音読療法協会のオーガナイザーとして、法人化をはじめとして、ボイスセラピーの啓蒙普及活動に力をいれよう」

これも思ったように進展しなかったが、音読療法の有効性については強くつよく実感できた年だった。
これをはげみに、法人化と啓蒙普及を本格的に進めていこう。

「小説家として出したい本も何冊かある」

これは何冊か実現した。
さらに今年も着実に本を出していく。

「ネットを活用した個人セッションやテレクラスを充実させて、居場所にとらわれないボイスコーチングの機会を増やしていこう」

これはあまり実現しなかった。
とくにテレクラスについては、もっと力を入れたかったのだが、あまりうまくいかなかった。
テレクラスが有効なテーマはたくさんあるので、今年はネット活用をさらに実現させていきたい。

「韓氏意拳やマインドフルネスの稽古をつうじて、さらに深く自分自身のありようを見ていこう」

これはだいぶ進展したように思う。
もちろんまだまだ足りない部分があるので、さらなる精進が必要だが、その方向性ははっきり見えている。
毎日なにをどうやればよいのか、それがわかっているというのは力強い。

これらにくわえて、今年は共感的コミュニケーションの応用を進めていこうと思っている。
学んだり、伝えたり、ということも大切なのだが、共感的コミュニケーションを使ってなにができるのか、どんなことを実現したいのか、あるいは実現できるのか、現実的に見据えて実行していく時期に来たように思う。

それから、去年の年頭の時点ではまったく思いついていなかったことだが、日本みつばちの養蜂にも挑戦した。
羽根木みつばち部という集まりができ、みなさんといっしょに勉強しながら楽しく進めていったが、残念ながら秋口にいまだに原因不明のまま全滅してしまった。
とても残念でならない。
このリベンジを今年はどうするか、後藤純子さんら専門家の意見をあおぎながら、またみんなでかんがえていくつもりだ。

今年はうまくいくといいなあ。
みつばちも、いろいろなことも。

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