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2015年11月16日月曜日

音読療法についての確信と展望(まどか富士見台のケアワークを終えて)

今日は毎月おこなっている特別養護老人ホーム・メディカルホームまどか富士見台でのいきいき音読ケアに行ってきた。
音読トレーナーの片岡まゆみと松原あけみが行けるというので、私は休ませてもらおうと思ったのだが、直接話をしたくてやはり行くことにした。

実際にはあまり時間が取れなくてゆっくりふたりと話はできなかったのだが、これまでボイスセラピー講座を受講したみなさんと直接じっくりと話していきたいという気持ちがとても高まっている。
コミュニケーションベースがしっかりすれば、そこからきっと創造性のあるものがたくさん生まれてくるだろうと思うからだ。
私が主導でものごとを進めていくのではなく、音読トレーナーのみなさんが創造的なコミュニケーションをつづけていくなかで、仕事や事業が生まれていけばすばらしいと思うのだ。

まどか富士見台は先月も訪れたので、私のことをおぼえている人も何人かいるようだったし、あたらしく入所された方の顔もあった。
新規の方は最初はちょっと緊張ぎみだったが、話したり、ワークがすすんでいくうちに、どんどんほぐれてきて、後半では大きな声でワークに積極的に参加されていたのが印象的だった。

いつものことだが、ワークがすすむにつれ、みなさんの血色と表情がどんどん明るくなっていくのがはっきりとわかる。
みなさんの顔をビデオを写したものをお見せしたいほどだが、それができなくて残念。
本当ならこういうワークを毎日のようにやれたらと思う。
そしたらみなさんの健康状態の向上にどれだけ貢献できるだろうかと想像できる。
そのことについてはかなりの確信がある。

音読療法はほかにも、介護予防の分野で大きな貢献ができると私は確信している。
具体的な案もたくさんある。
これからいろいろなところに提案していきたいと思っているのだが、残念なことにそのような活動を継続するにも動ける音読トレーナーがあまりにすくない。
ボランティアのワークもあるが、今後独立した仕事としてやっていく方法もたくさんあるはずだ。
それらを試したくても、トレーナーがいなくて活動の場を広げられないのが、いまの最大のジレンマだ。

興味のある人はまずはボイスセラピー講座から来てみてほしい。
それから、すでに受講した人たちに動きがないのも寂しい。
せっかく知識と技術を得たのだから、自分自身とまわりの人の役に立てるチャンスをうかがってほしいな。
お待ちしてますよ。
まずはじっくりと話をして、あらたなステージへといっしょに進んでいきましょう。

ボイスセラピー講座(11.21)
11月21日(土)13:00-17:00は羽根木の家で音読療法協会のボイスセラピー講座です。呼吸、声、音読を使っただれにでもできるセラピーで、自分自身と回りの人を癒してください。