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2015年1月25日日曜日

食べるダイエット(呼吸法も併用)

写真はiPhoneの体重計アプリの画面キャプチャーで、それぞれこの半年と半月の私の体重の増減がわかる。
多少の幅はあるものの、およそ59Kgから61Kgの、60Kgをはさんだ2Kgからほとんど変化していないことがわかると思う。
体重が安定しているときは、体調も安定しているようだ。

この安定した状態にもってくるまでには、さまざまな試行錯誤があったが、ここ数年でようやく「これだ」というものに落ち着いた。

じつをいうと、一時私の体重は67Kgまで増加したことがある。
2011年の震災直後から急に増えはじめて(増える前は60Kgくらいだった)、その年の内に7Kg増えた。
原因はストレスによる過食だろう。

身体が重くなったのはいうまでもないが(なにしろ7Kgの「肉」をいつも背負って歩いているのだから)、もともと故障がある膝に影響があったり、腰を傷めやすくなったりと、危険な兆候がいくつか出てきた。
検査したわけではないが、血糖値や中性脂肪、肝臓の数値なども変化があっただろうと思う。
なにより腹がぼてぼてと張りだし、美意識がそこなわれた(自分なりのね)。

その後、音読療法協会を立ちあげ、呼吸法とマインドフルネスをこころがけることによって、ゆっくりと体重を平時にもどしていき、去年2013年末には58Kgまで落とした。
約10Kg近くの減量に成功し、その後ほぼ安定して、いまにいたる。
お腹もへこんだ。

体重維持は呼吸法とマインドフルネスをこころがけるだけだ。
呼吸法によってコアマッスルを作り、基礎代謝を底上げする。
7、8年前には加齢による体力の衰えから、階段をのぼると息切れを起こしていたものだが、呼吸法によるコアマッスルの強化と肺活量の増加で、いまは若いころと変わらず軽く階段の上り下りができる。

呼吸法よりダイエットに強力に効果を発揮するのが、マインドフルネスだ。
とくに食事のときのマインドフルネスの実践は、大きなダイエット効果が期待できる。
食事の内容を変える必要もないし、無理な自制も必要ない。
自然に必要なものを必要なだけ、楽しんでおいしく食べればいいダイエット法で、こんなに楽なものはない。
ただ食べ方に意識を向けるだけなのだ。

マインドフルネスの食事法としては、「食べる瞑想」という方法がある。
これはやってみるとわかるが、食事や料理にたいする意識ががらりと変わる。
必要以上に摂食してしまいがちな現代人のマインドにみずから変化をもたらす方法といっていい。

無理にやせるのではなく、自分にとってもっともここちよく健康的だと身体が教えてくれるちょうどいい体重にもっていくためのダイエット法なのだ。
だから、ただ「やせたい」と思っている人には不向きかもしれない。
健康でいたい、ここちよくすごしたい、という自分のニーズを大切にしたい人には、とても快適なダイエット法だと思う。
これについては、たぶん、本が一冊書ける。

羽根木の家では食べる瞑想、マインドフルネス・ダイエットの実践の機会を作っているので、興味がある方は気軽に問い合わせてください。

※音読療法協会お問い合わせ窓口はこちら