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2014年11月2日日曜日

白楽でのハロウィンライブ報告

一昨日・10月31日、ハロウィンの夜、白楽〈ビッチェズ・ブリュー〉で朗読ライブをおこなった。
ハロウィンということで、マスターの杉田さんのはからいでチャージは1ドリンク付き1,000円と安価に設定していただき、出演者もプチ仮装で参加。

寿実さんと、野々宮の娘の藍さんと3人で東横線で白楽に向かう。
店入りする前に白楽の六角橋商店街・仲見世通りにはいったすぐのところにある〈友〉という定食屋で腹ごしらえ。
すぐに野々宮も合流。

開演時間30分前に行ってみると、近所の馴染みの ご家族らしい方が赤ちゃんを連れてすでにいらしていた。
悪魔というかコウモリの耳をつけて、お茶目な方々だ。
マスターの杉田さんは全身バットマンの扮装に身を包んだフル装備。
これにはだれもかなわない。
私は女性の黒髪ストレートかつらをかぶって、プチ扮装。
やってきた晩さんは最初から河童のかぶりもの、寿実さんは蜘蛛の巣、野々宮はジジと、それぞれ扮装。

20時すぎにライブスタート。
まずは私のピアノソロから、おとなしめに。
つづいて野々宮が『夢十夜』を読む。
おもしろかったのが、野々宮が赤ちゃんにからむと、9か月の赤ちゃんがキャッキャと声を出したり、マイクをつかんで離さなかったり、びっくりするほど反応したことだった。
これは私たちも初めての経験で、びっくりした。
ご家族の方もおどろいていた。

晩さんが芥川の「あばばばば」を読む。
抜粋だが、うまくまとめてあって、しかも河童のかぶりものがシュールでよい。
私もユーモラスっぽい音でからんでみた。

寿実さんが私が書いた「迷信」という短編を読む。
ストーリーの意味がわからないといいながらも、楽しく読んでくれた。

そのあとはいつものように杉田さんの抱腹絶倒、爆笑トークがあったり、ドローン 系の音楽をやっているという人が聴いていってくれたり、どんどん飲みはじめてしまったり、ゆるく朗読したり演奏したりと、なんとなくアットホームな雰囲気でゆるく終了。

当初、ゼミ生だった山田みぞれがM・A・S・Hのライブで朗読したことがきっかけで始まった〈ビッチェズ・ブリュー〉との関わりだが、この日はみぞれちゃんも出演できなくなり、結局現代朗読協会のメンバーによるライブとなった。
が、杉田さんはそれをよしとして受け入れてくれて、11月16日(日)にも、そしておそらく12月24日にもまたやることになった。
まだ広く認知されていない現代朗読のライブを受け入れてくれるところがあるのはありがたいことだ。
おもしろいので、みなさん遊びに来てね。

そして今夜はこれから渋谷〈サラヴァ東京〉で酒井俊さんをゲストに迎えて、現代朗読と群読、即興音楽のガチンコライブ「エロイヒムの声」を上演する。
これもぜひどうぞ。
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