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2014年10月14日火曜日

横浜共感カフェから無事に帰還

なぜ「無事に」かというと、右足首骨折を押して横浜まで出かけてきたからである。
今朝の診察でギプスが軽いものに変わり、松葉杖から解放されたとはいえ、まだ完治にはいたっていない。
杖をついての横浜行き。
帰宅ラッシュがはじまりかけている東横線は、最初は立っていたが、すぐに目の前の若い女性が私の杖を見て、席を譲ってくれた(涙)。
彼女に幸あれ。

座って行けたおかげで、元気いっぱい。
今日はいつものメンバーと、初めて参加してくれた人がひとり、七人での勉強会となった。
初参加とはいえ、すでにNVCのワークショップに何度か出ているとのことで、つまりまったくの初心者はいない。
ということで、最初から具体的事例を使っての、プロセスの確認と共感。

自分に都合が悪いことをしたり、いったりしてくる人を、つい「敵だ」とか「価値観が違う」とか「どうせ相容れない」などとラベリングして遠ざけてしまうが、相手にもおそらくそのようにふるまうことの切実なニーズがあるはずで、そこに思いをはせてみると関係性が変質する可能性が生まれる、ということ。
相手につながる行動に踏みきるには勇気がいるけれど、そのためにはいつも自分のニーズにつながり、クリアでいきいきとした自分であることが必要、ということ。
職業的、あるいは社会的な立場でものをいったりふるまったりしている人につながるには、その立場以前に人としてのその人の存在やニーズがあることを尊重できるかどうか、ということ。

ほかにもいろいろなことを話し合えて、私のたくさんのニーズが満たされた2時間だった。
横浜の皆さん、それからいつも主催してくれる須美子さん、ありがとう。
帰りの電車もちゃんと座れて、幸せな気分で羽根木にもどりましたよ。

ところで、常連のライパチくんが、この横浜共感カフェのチラシを自主的に作ってくれていて、びっくりすると同時に、うれしかった。
会場の神奈川県民センターなどに置いてもらうために作ってくれたという。
口ベタで、最初のころはなにをいってるのかよくわからなかったライパチくんだが、ずっと共感カフェに参加しつづけ、私が伝える共感スキルを大事なものだと思ってくれていることに、感謝したい。
ありがとう、ライパチくん。

※明日10月15日(水)夜は、三軒茶屋〈カフェ・オハナ〉での共感的コミュニケーション入門講座です。朗読と音楽のミニライブ付き。
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