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2014年6月20日金曜日

〔応用編〕の仕上げ、山田勇男監督、収録制作コース最終回

つぎの本『共感的コミュニケーション〔応用編〕』の仕上げに取りかかった。
元原稿はほぼできていて、あとはそれに加筆・修正をくわえて縦書きの電子ブックと紙本にするためにBCCKSのエディターに流しこんでいく。
日曜日までに仕上がれば、つぎの日曜日(1週間後)には紙本も届くという、まあ便利な世の中になったものよのお。

作業していたら、昼ごろ、もうすぐユーロスペースで公開の映画「シュトルム・ウント・ドランクッ」の監督の山田勇男さんがふらっと羽根木に立ち寄られた。
羽根木の家がロケ地のひとつだったのだ。
チケットを受け取るだけのはずが、話が盛りあがってしまってついつい1時間ほど長話。
これまであまりゆっくり話をさせてもらったことがなかったのだが、これを機会にいろいろとうかがってみると、とてもおもしろい話が次々と出てきて、楽しいのなんの。
思いつきで山田監督と私とで上映会とか、サイレント映画と即興演奏とか、トークイベントとかいったイベント企画の話がいろいろ出てきて、今後が楽しみになった。
映画公開のほかにも、渋谷のポスターハリスギャラリーで寺山修司の映画を題材にしたポスターの個展をされるそうで、そちらも楽しみ。

夜はオーディオブック収録製作コースの最終回。
全10回の最後だったにも関わらず、出られない人が多くて、結局、美子さん、てんちゃん、卯妙さんの3人。
まずは美子さんの「お金のいらない国」を3人で、ラジオドラマ形式で収録する。
ブースではなく、座敷にマイクなど機材をセッティングして、簡易に収録してみたが、案外音声のクオリティはいけそうな感じがして、このセッティングでいろいろやれたら楽なのだ。
そしててんちゃんが、久生十蘭の「骨仏」という風変わりな作品を収録。
最終回にふさわしい、濃い時間であった。

オーディオブック収録製作コースは、来月7月からまたあらたに次期がスタートする。
これは基本的に現代朗読基礎コースを修了した人を対象にしたコースなのだが、オーディオブック・リーダーを早急に育てたいというあるニーズがあって、基礎コースとの同時受講でも参加可とすることにした。
興味がある方はこちらをどうぞ。
オーディオブック収録製作コースの詳細はこちら。
⇒ http://grkinfo.blogspot.com/2014/04/20147.html
基礎コースの詳細はこちら。
⇒ http://grkinfo.blogspot.com/2014/04/1020147.html