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2014年3月10日月曜日

基礎コース8回め、社会人のための共感スキル

一昨日、8日(土)。
午前中は現代朗読基礎コース全10回の8回めを開催。
今回は個別の朗読を聴かせてもらった。
基礎コースも毎回の基礎トレーニング、群読、読解などのカリキュラムを経て、最後のほうは個人の朗読表現のスキルアップを試みていくのだが、各人が明らかな表現クオリティの向上を見せてくれて、指導する側としてもこんなにうれしい瞬間はない。
ともかく朗読表現における「身体性」の重視、「いまここ」の偶有性と対峙すること、「たくらみ」を手放していくことで真のオリジナリティ=自分自身の生命活動の発露へとつながっていくこと、という従来の朗読指導とはかけはなれた、ありえない方向性を確信を持って進めてきた結果が、明らかな形で具現化しているのを見るのは、本当に喜びを感じる。
基礎コースはまたあらたに4月から次期コースがスタートするが、ゼミ生にもあらためて参加してもらいたいと思う。
現代朗読は日々、進化・深化をつづけている「生」の表現前線なのだ。

※4月からの次期基礎コースの詳細と申し込みはこちらから

午後は社会人のための共感スキル講座を開催。
参加者4名と少人数だったので、みんなで掘りごたつに足を突っこんでじっくりとやる。
今日は韓氏意拳の大先輩にして臨床心理士の仕事をされているOさんが参加してくれた。たくさん参考になることを教えてもらえた。