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2014年2月28日金曜日

浮上

軽い喉風邪から始まった今回の気管支炎、そして今度は本格的に発熱して寝込み、丸3日間の絶食、という一連の沈没の日々は、仕事や人との約束に穴こそあけなかったが、ひさしぶりにかなりヘビーであった。

友人は、
「いつもあんなに食事とか体調とかに気を使っているのに、気の毒。最近、体調を悪くすることが多くない?」
と心配してくれた。
私が体調を崩すことが多いように見えるとしたら、それは体調がいいとは「いいぞ、いいぞ」とわざわざ書かないし、悪いときには「悪い」と書くので、そちらが目立ってしまっているというだけのことで、体調が悪くなるのはそう多いわけではない。
ましてや寝込むなんてのは、ここ数年来ひさしぶりのことだ。
そして、気を使っていなければもっと体調を崩す頻度が増えているだろう。

ともあれ、低く沈んだ分、浮上するのにも時間がかかっている。
体力と筋力の衰えをはっきりと感じる。
宇宙飛行士が無重力空間から帰還したときのように、回復のためのトレーニング期間が必要なのだろう。

病気をなおすために免疫系にエネルギーを回したくて、ほとんど食事をとらなかった。
消化器系には休んでもらっていたのだ。
いろんな説があるが、私にはこれが一番あっている。
食べなければ回復が早く、食べると回復が確実に遅れる。
そのかわり、回復後には体力の回復が必要になる。

昨日は共感的コミュニケーションの勉強会の日だった。
参加者が少なめだったので、羽根木の家の掘りごたつを囲んでじっくり話をした。
初参加の男性が、奥さんとの関係性をよりよくしたいという望みを持っておられたので、共感的コミュニケーションのプロセスを解説しながらどのような「ことば」がつながりの質を高めるために有効なのか、そしてそれがどのように働く可能性があるのかについていっしょにかんがえた。
さっさく家で試してみられるということで、ほかの参加者ともども、次回の報告が楽しみである。

※3月の羽根木の家での共感的コミュニケーション勉強会は22日(土)と27日(木)に開催します。
 詳細と申し込みはこちらから