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2014年2月9日日曜日

2月の社会人のための共感スキル講座、終了

昨夜からの大雪で、今日の講座はキャンセルが次々と出た。
私の講座のみならず、知り合いのライブやイベントが次々と中止になっているようだった。
それでも、参加者がひとりいたので、音読療法士の野々宮が個人セッション的にじっくりと話を聞かせてもらった。

企業という組織のなかで、ぎくしゃくした人間関係におちいってしまったとき、なにができるか。
ストレスにさらされ、うつにおちいってしまう人も多くいる。
転職を選択する人もいる(転職先でうまくいくかどうかは運しだいだ)。
こんなものかとあきらめ、ほかのことでストレス発散することに熱心になる人もいる。
共感的コミュニケーションではそのどれも選ばない。

自分を排除しようとしているように見える人、敵対的に思える人、自分ひとりのけものにされているように感じる状況において、つねに「共感スキル」を忘れないことで自身の落ち着きと余裕を確保し、いつでも共感的な態度でいられることをこころがける。
そして、もし共感的に相手とつながるチャンスがあれば、すかさず共感的な言葉をかけてみる。

その言葉はあらかじめ準備されたものであっても、まずはかまわない。
こういう場合はどういおう、とあらかじめ用意しておいた言葉を、とっさに相手にかけてみる。
その結果としてなにが起こるかを見てみる。
まずはそこからスタートする。

難しいケースもやさしいケースもあるけれど、いずれにしても、まずは自分自身に共感すること。
そして相手のニーズを推測してみること。
共感の言葉を発してみること。
それでものごとの関係性が劇的に変わることがしばしばある。
変わらなくても失なうものは、現時点ではない。
こころみてみる価値はある。

次回、3月の「社会人のための共感スキル講座」は3月8日(土)の開催です。
今日来れなかった皆さんも3月はおいでになるそうです。
詳細とお申し込みはこちらから