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2014年1月20日月曜日

羽根木での韓氏意拳講習会1月のレポート

昨日の午前と午後のふたコマ、内田秀樹準教練においでいただいて、羽根木の家で韓氏意拳の初級講習会があった。
羽根木の家での開催もこれで3回めだった。

昨日は参加者が少人数だったので、午前も午後も大変濃い内容でおこなってもらえた。
いずれも運動の「状態」がもたらす自分の身体の動き、形状に深く注目していく練習で、自分の身体からのメッセージをとらえつづける密度の濃い時間だった。
かつてこれほどまでに自分の身体に注目したことはなかったし、自分の身体のことを知ろうとしたこともなかった。
知れば知るほど、練習すればするほど、自分の身体が不可思議で未知であり、精妙であり、驚きに満ちていることがわかってきて、楽しいのなんの。

拳法なので目的は拳を使うこと、敵を倒すことにあるわけだが、その目的を明示的に掲げておいて練習するとかえって目的が達せられないという、おもしろい矛盾のなかで練習するのが、韓氏意拳の特徴となっている。
つまり、敵に作用することをかんがえるのではなく、ただひたすら自分のこととして起こることに集中していくのだ。

などと書いても、きっとなんのことやらわからない人がほとんどだと思う。
興味をひかれた人はぜひ一度体験してみることをおすすめする。
おもしろいよー。

※2月の羽根木の家での講習会は2月15日(土)午後に開催します。
 詳細と申し込みはこちらから