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2013年12月19日木曜日

音読療法がはたす役割とボイスセラピスト講座

こころの不調におちいって精神科や心療内科を受診する人が増加する一方である現代社会において、音読療法がはたせる役割はとても大きいのではないか、社会貢献についてかなりのポテンシャルを持っているのではないか、と私は確信している。
病院やクリニックに行っても、たいていは薬を処方されてしまう。
そしてその薬は、精神科医自身がしばしば言及していることだが、依存性が強く、一度使いはじめるとなかなかやめることができない。
病気がよくなるどころか、ますます泥沼に足をつっこんでしまう例を多く見る。

一方で、精神科学会などでは、この10数年、認知行動療法など薬にたよらない治療法が注目をあびてきている。
しかし、ビデオでも話していることだが、製薬会社が薬を開発し、作り、それを病院が買い、さらに患者に流れるという経済的な構図は、なかなか変わるものではない。
とくに精神病の新薬はアメリカ合衆国で開発されるものが圧倒的に多く、それらは「製薬ロビー」といわれる政治献金などによって行政と深く結びついた活動に影響されて許認可されていく。

まあ、このあたりの情報は私の専門ではないので、興味がある方は書籍やネットで調べてみるとよい。
驚くような情報が次々と出てくるだろう。

ともあれ、病院やクリニックでの医療に代わって、音読療法のような民間による補完医療がこれからは大きな役割を持つだろうとかんがえている。
まだまだ認知されていない音読療法だが、これからは独立した職業としてボイスセラピストの活躍を期待したいし、またそれを全面的にバックアップしたいと思っている。

※こういったことを話している前回の2級ボイスセラピスト講座の抜粋映像を、YouTubeで配信しています。
 こちらからご覧ください。

※2級ボイスセラピスト講座の次回開催は、今週末12月22日(日)です。
 詳細とお申し込みはこちら