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2013年10月19日土曜日

基礎コース、昼ゼミ、ホッチポッチ稽古

今日の午前中は現代朗読基礎コースの4回め。
現代朗読ではあまりやらない共通語の発音規則、つまり放送技術についてのお勉強。
ただこれを守らなければならない、とか、これが正しいアクセント、という考え方を現代朗読では用いない。
表現の瞬間においてどの発音を用いるのか、選択の問題となる。
「ねばならない」は現代朗読にはない。
もちろんこれだけではなく、基礎訓練やエチュードもいつものように楽しくやった。

じつは数日前から体調が下降気味なのを感じていて、今朝起きたときは喉が腫れて痛かった。
風邪をひきかけているらしい。
しかし、いま寝込むわけにはいかないので、なんとか持ちこたえたい。

午後は昼ゼミ。
ここではふたりが背中合わせになってゆるやかに動きながら声を合わせて朗読する「コンタクト朗読」の一種をやってみたのだが、そのうちふと思いついて、ピアノを弾く私と朗読者が背中合わせにコンタクトして、演奏と朗読を同時にやったらどうなるだろうかということを試すことになった。
私はそんなふうに演奏したことはなかったのだが、これがなかなかおもしろい経験だった。
ピアノは弾きにくくなるが、人の身体を感じながら自分の身体も反応させながら演奏するのは、とても気持ちのいいものだった。

夜は明日のホッチポッチ・ミュージックフェスティバルの稽古。
最初に出ると申告していたメンバーが、都合でふたり減って6人になってしまっていたのだが、最後の最後になって2人あらたに加わることになり、結局もとのとおり8人になった。
にぎやかに最終稽古。
しかも、全員がそろうのはこれが最初で最後。
明日はいよいよ本番。

神奈川県庁前の特設ステージで、げろきょ8人の群読チームは15時20分からの出演。
金子飛鳥さん、森順治さん、野々宮卯妙と私の4人でやる即興音楽と朗読によるフェスティバルのエンディング・ステージは、18:30のスタート。
ご都合のつく方は明日の横浜に遊びにいらしてください。
雨も明日の午前中にはあがるという予報です。
くわしいことはこちら