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2013年9月7日土曜日

私の対人スキルを支えているもの(多様な経験/場数)

最近、体験講座や共感的コミュニケーションの勉強会、その他個人セッションに来てくれた人に、とてもよろこんでもらっている手応えを感じることが多い。
もともと私はなんの資格も持っておらず、学校すらきちんと出ていない。
また人さまの講座をたくさん受けているというわけでもない(少しは受けた)。
資格といえば、運転免許と小型船舶の免許くらいで、学位もない(韓氏意拳学会員ではあるが)。
このような者がおおぜいの方々にものを教え、伝え、喜んでもらえるというのはうれしいことだ。

なんの資格も学位もないが、これだけは誇れるかもしれないということがある。
それは非常に多くの人と緊密に接しながら、さまざまな局面、ケース、ニーズと真剣に向き合ってきた経験と場数がある、ということだ。
世の中には人にものを教えたり、コーチする職業の人がたくさんいるが、私ほど多様なケースに多様な手法で接してきたものは、そう多くないだろうと思う。
しかもマスで接するのではなく、集客力・知名度が低いということが幸いして(笑)、ほぼ個別に対応することが多い。

はっきりいって、あまりの多様さゆえに時々自分でも混乱することがあったが、このところ芯のところにくっきりとした手法の核心が生まれてきていて、どんなケースにも統一してあたることができるようになってきた。
自分がようやく成熟した感じをつかみかけている。

これらのことを、私は自慢するために書いているのではない。
56歳というこの年齢は、おそらくまだまだ身体も動くし、気力も充実している、自分の能力を最大限に生かせる時期なのではないかと思っている。
だから、いまのうちに能力を発揮できるだけ発揮し、多くの人に伝え、役に立っておきたいという強いニーズが私のなかにある。
宮崎駿のように72歳まで現役でやれる自信はないが、とにかくいまやれること、身体が動くこと、伝えたいことがたくさんあることを感謝しながら、日々マインドフルをつくしていきたいと思う。

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