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2013年7月4日木曜日

中野〈Sweet Rain〉で板倉克行さん支援ライブだった

昨夜は中野〈スウィート・レイン〉で、入院中のフリージャズピアニスト・板倉克行を応援するためのライブをおこなわせてもらった。

2ステージだったのだが、ファーストステージは私と現代朗読の野々宮卯妙と、それからシークレットゲストの某歌手の方。
仕事とは別にプライベートに参加協力してくれたので、お名前は伏せておく。
セカンドステージは駆けつけてくれたげろきょのゼミ生が何人か、多彩な朗読を聴かせてくれ、非常に楽しく充実したライブとなった。

板倉克行さんは何年か前からげろきょの、とくに野々宮卯妙や照井数男、そして私をかわいがってくれて、なにかとライブのチャンスをくれた方で、そのことで私たちも非常にたくさんの学びと気づきをいただいた恩人のひとりだ。
事故で入院され、少しずつ回復されているということだが、まだまだ退院できる見込みはない。
せめて私たちのできることを、ということで、応援ライブをやって、その収益を全額義援金にさせてもらうことにした。
協力していただいたスウィート・レインさんには感謝。

板倉さんのことを思いながらも、ライブはライブで非常に楽しく盛り上がった。
前半は夏目漱石の「夢十夜」を3話つづけてやったのだが、まるで朗読歌謡ショーといってもいいような流れになって、盛り上がった。
後半はゼミ生たちが入れ替わり立ち替わり、文学作品や私の書いたテキストを読んでくれて、こちらはいつものようになんでもありのフリーセッション。
このようなライブハウスで自由にやらせてもらえることの幸せをかみしめた。

投げ銭制だったのだが、たくさんの義援金が集まって本当に感謝。
最後にだれの発案だったのか(教えてね)、色紙が出てきて、板倉さんへのそれぞれの思いのこもったメッセージを書きのこして、お開きとなった。
このライブの幸せな余韻は、いまだに私のなかに色濃く残っている。

来月8月1日(木)は板倉さんの誕生日だ。
その日にもまた、応援ライブをスウィート・レインでおこなうことになっている。
ぜひ皆さん、いらしてください。