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2013年5月7日火曜日

げろきょはかつて「怪しい」と思われていた(らしい)

数年前まで、人によってはごく最近まで、現代朗読協会は「怪しい」と思われていたらしい。
「怪しい」の意味にもいろいろあるだろうが、もっとも多いのは「怪しい宗教団体ではないか」というものだった。
ほかにも「怪しげな内輪受けのコミュニティではないか」「怪しげな理論を振りかざしている根拠のない集団ではないか」「怪しいスピリチュアルなグループではないか」「お金もうけ目当ての怪しいグループではないか」といったものがあったようだ。

実際に体験講座に来たり、ゼミ生になった人から直接聞いたので、まちがいない。
またゼミ生のなかには家族や友人から「あんな怪しいところにまだ行ってるの」といわれていた人も、最近までいた。
こういう印象を払拭したいがために私がこれまで努力をしつづけてきたのは、とにかく「情報開示する」「情報発信する」ということだった。

ご存知のように、しつこいくらい私は現代朗読についてブログやSNSで書きつづけ、かんがえていること、ゼミや講座の内容を公開してきた。
また、可能なかぎり音声や映像でもライブや公演の模様を配信してきた。
検索してもらえればわかると思うが、膨大な量のテキスト、音声、映像が公開されているはずだ。
また、ネットライブも積極的におこなってきたし、ゼミはいつでも見学歓迎だし、遠方の方にはネット経由で参加できるようにもしている。

おかげで最近ではげろきょを怪しい団体だと思う人は少なくなり、逆にいろいろな方から注目されるようになってきている。
ありがたいかぎりだ。
5月5日の名古屋のワークショップでも、まったくげろきょのことを知らない人がネット検索で情報にたどりつき、ためらうことなく申し込んで参加してくれた。

これまで私は、げろきょについて書くとき、ついつい「こんなことを書いたら怪しいと思われないだろうか」という意識がかすかにあったかもしれないが、今後はそういうバイアスは払拭したい。
堂々と自分が信じるところを書き、自分たちがやっていることをまっすぐに開示していきたい。