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2013年4月16日火曜日

今週末の「キッズ・イン・ザ・ダーク」公演の当日パンフ

(写真は稽古風景)

今週末の金曜日と土曜日に開催される現代朗読公演「キッズ・イン・ザ・ダーク 〜 春の宴」は、残席僅少となってきた。
ご予約はお早めに。
詳細はこちら

さて、都合で来れないとか、予約が間に合わなかった、という方のために、せめて今日私が書いた当日パンフレットの内容をリークしておきたい。
以下の内容を、当日は美しくレイアウトしたパンフレットにしてご来場の方々にお渡しする予定だ。


登場作品
「原体剣舞連」宮澤賢治
「ラムネ氏のこと」坂口安吾
「毒もみのすきな署長さん」宮澤賢治
「温室」水城ゆう
「子どものころの七つの話」水城ゆう

作・構成・演出
 水城ゆう

出演
 内野明香
 唐ひづる
 KAT
 佐田百絵
 佐藤孟陽
 高崎梓
 てんトコロ
 徳永珪子
 野々宮卯妙
 玻瑠あつこ
 晩衛
 平田修一
 福豆豆子
 水城ゆう
 宮本菜穂子
 山田みぞれ
 美子

音響・照明
 早川誠司(キッド・アイラック・アート・ホール)

挨拶文:
現代朗読2013年春公演「キッズ・イン・ザ・ダーク 〜 春の宴」へようこそお越しくださいました。
「キッズ・イン・ザ・ダーク」シリーズ(いつのまにシリーズに?)も今回で3回めとなりました。2012年夏、2012年末ときて、そして今回2013年春。
通してご覧いただいた方はいらっしゃいますか? もしいらっしゃるなら、私たちが毎回バージョンアップを重ねてきていることに気づいたと思います。それはそうですね。メンバーこそ多少入れ替わるとはいえ、現代朗読という方法で作られた公演が、回を重ねるごとにエキサイト……いや、バージョンアップしていくのは当然といえましょう。パソコンのOSがバージョンアップのたびに機能が増えて重くなるように。
いえいえ、私たちはウインドウズのように回を重ねるたびに重くはなりませんよ。内容はどんどん濃くなりますが、むしろ軽快になり、ユーザーフレンドリーになってます。そのへんはアップルの……これ以上はいいませんが。

今回の公演のテーマは「いのちの祝福」です。いろいろな意味で困難な時代を迎え、この先に不安をおぼえている人も多いかと思いますが、そんななかでも喜びと笑い、まじめさも滑稽さも合わせもったいのちの輝きを失わずに生きていければ、という願いをこめて今回のプログラムを作りました。
みなさんもいっしょに声を出したり、身体を動かしたりして参加してください。ほら、そこにただすわって観ているだけじゃなく、私たちの輪のなかにはいってきていただいていいんですよ。

この公演は現代朗読のひとつのステップであり、さらに広々とした表現の世界に出ていくためのスタート地点ともなっています。そのことをご来場のみなさんと共有できれば幸いです。
本日はお越しいただいてありがとうございました。
(現代朗読協会主宰・水城ゆう)