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2013年3月5日火曜日

共感的コミュニケーション部会、トランジション世田谷例会、『花のしつらい、暮らしの景色』

シンビジウム、全開。
この花、どのくらい咲いているんだろう。
割合長持ちするとは聞いているけれど。

昼すぎ、ゼミ生のひとりが相談ごとにやってくる。
じっくり話を聞く。
共感的コミュニケーションのおかげで、人の話を聞いたり、悩みや愚痴を聞いたりすることはまったく苦ではない。
むしろ、その人の大切にしていることにつながることができるのでうれしいのだ。

午後3時から私が勝手に立ちあげたトランジション世田谷の「共感的コミュニケーション部会」の初会合。
最初なので、共感的コミュニケーションの基本的な考え方をレクチャーしてから、実例を使ってそのプロセスを解説する。
喜多見の農家の池田さんが、農地に自動車専用道路が通ってそのジャンクションが計画されていることに反対している地元のグループに参加していて、その問題について共感的コミュニケーションの方法を使って共感したり、かんがえたり、みんなで共有してみる。
少しはお役に立てただろうか。
この部会は継続的にやっていきたいと思っている。
というのは、共生社会、持続可能な社会のありようをいま住んでいる地域で移行していこうというトランジションの考え方をそっくりそのまま人間関係にもあてはめれば、共感的コミュニケーションとなるからだ。

5時に終わって、そのあと1級ボイスセラピストの資格取得中の植森さんが、部会に参加した人を対象に音読ケアのグループセッションを実施する。
数回にわたるグループセッションの実施とそのレポート提出が1級資格の必須要件なのだ。
トランジションの人たちが協力してくれた。

夜はそのままトランジション世田谷の例会。
助成金を継続して申請するための下地作りとして、去年の活動の振り返りや、あらたな活動の展望について、各自意見を出す。
あたらしいアイディアがどんどん出てきて、新年度も活発な活動ができそうな展望が見えてきた。
ここの活動は以前にも書いたことがあったかもしれないが、わざわざ私が共感的コミュニケーションを持ちこまなくても、それぞれがお互いに大切にしていることを尊重しあっている人たちがつながっていて、本当に気持ちのいいコミュニティとなっている。
イベントなどは土日が多いので参加できないことが多いのだが、私にできることはなるべく応援したと思っている。

トランジション世田谷の発起人のひとり矢郷桃ちゃんは写真の仕事をしていて、発売されたばかりの書籍『花のしつらい、暮らしの景色』の写真を撮っている。
本を持っているというので、さっそく譲ってもらった。
とても楽しい本で、うれしくて奥付のところにサインを入れてもらった。
この本のことはあらためて紹介したい。

明日はいよいよ中野〈Sweet Rain〉でのライブ。
秘密の特別ゲストを迎えて、ゆったりと深い、そしてスリリングな時間を持ちたいと思っている。
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