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2013年2月19日火曜日

世界らん展を観に東京ドームまで行ってきた

午前10時に水道橋でつきみちゃんと待ち合わせ。待ち合わせ時間がすでに気合いはいってる。

世界らん展には10年以上前から一度は行ってみたいと思っていたのだが、らんそのものにはそれほど興味はなかった。
それが、去年、福岡のらん店〈プラセール〉が東京で臨時に出店したのをたまたま見に行って、はまってしまった。
そのときもたまたまつきみちゃんといっしょで、いっしょにはまってしまった。
東京ドームも一度も行ったことはなく、今日が初めて。

ドームに足を踏み入れ、回廊からかいま見える会場の様子が目にはいった瞬間、一気にテンションがあがる。
すげー、広大な会場がらんで埋めつくされている。

ざっと見たところ、一点ずつの優秀作品や珍しいらんが展示されているコーナー、団体がかたまりで華やかに展示しているコーナー、らん専門店の出店コーナーに分かれているらしい。
まず一点ものをざっと見ていく。

まだ知識は浅いのだが、らんは大きく「属」で分けられることは知っている。
おもな属として「カトレア」「シンビジューム」「ファレノプシス(胡蝶蘭)」「デンドロビューム」「バンダ」「バルボフィルム」などがある。
私がすでに持っているのはカトレアとバルボフィルムの一種だ。
それにしても本当に多様な種類があって、おもしろい。
一株一株見ていったらきりがない。
しかし、たくさん見ていくうちに、自分の好みがはっきりしてくる。

私はどうやら、きれいで派手な贈答用にあるようならんではなく、原種に近い、地味なもの、可憐なもの、あるいは野生を感じさせるものが好きらしい。
そういうものはメインの展示にはなく、しかしらん専門店にはけっこう扱っている店が多い。
日本の店も何店かめずらしい野生らんを扱っていたが、外国の店が充実していた。
台湾、タイ、ブラジルなど。

かなり興奮ぎみに見てまわったので、すぐに消耗してしまった。
うまく育てられるかどうかわからないので、ごく安い原種の小さな株をいくつか買ってみた。
めずらしいものばかりで、ふつうの花屋の店頭ではけっして見かけないものだ。

2時間くらい回って、とても全部見きれなかったが、つきみちゃんもかなり満足したというので、あっさりと解散。
買った株はまだ包みも解いていない。
これからゆっくりとながめて楽しむことにする。