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2013年1月28日月曜日

下北沢〈レディジェーン〉での朗読と音楽ライブ「ののみずみどりの初望月」終了レポート

2013年1月17日、日曜日、夜
下北沢の老舗ライブハウス〈レディジェーン〉にて、野々宮卯妙がメインの朗読と音楽のライブ「ののみずみどりの初望月」が終了したので、レポートを書いておく。

午後6時、羽根木から下北沢まで最初は歩いて行こうと思ったのだが、時間が押してしまったので電車でひと駅。
今回はピアノが店にあるので、荷物は軽く、気楽だ。

6時すぎ、レディジェーンに到着。
店の人以外、まだだれも来ていない。
今夜の出演メンバーは、メインの野々宮卯妙と、チェロの翠川敬基さん、そして私。

ピアノを調べながら弾いてみる。
調律がやや厳しいが、受け入れてやっていくしかない。
店のオーナー・大木雄高さんの著書『下北沢祝祭行』があったので、購入する。

野々宮がやってきた。
翠川さんも遅れて(ちょっと心配した)7時前にやってきた。
リハーサルはもともとしないことになっていたので、私は忘れ物(大木さんと翠川さんに差し上げるCD)を取りに羽根木まで、今度は歩いてもどった。


7時20分くらいに店にもどると、すでにお客さんがだいぶいらしている。
ほとんどが知り合いばかりだが、店のお客さんも数人いる。
7時半すぎ、ファーストステージをスタート。
私のソロから。
以下、セットリスト。

1st stage
1. 水城ソロ
 野々宮が入って
2. 農夫
3. Swallowed in the Sea
 翠川が入って
4. この河(野々宮&翠川)
5. 翠川&水城デュオ
6. The Underground
7. 彼は眠らない

2nd stage
4. 鳥の歌(野々宮&翠川)
5. 翠川&水城デュオ
6. 砂時計
7. 祈る人

途中の私と翠川さんのデュオはまったくのフリーセッションで、なにも決めずに初めて、決まっていいところで終わる。
そもそも私は翠川さんとほとんど初対面で、リハーサルもなし、この本番で初めて音を合わせたというフレッシュな関係。
スリリングでありながらリラックスして演奏できた。
野々宮の朗読も大変集中していながらリラックスした感じで、反応性もよく、マインドフルに開いていて、彼女のまるごとお客さんに向かって届けられていくようだった。

ファーストステージが思いのほか長時間(1時間半)になってしまって、びっくりした。
セカンドステージはコンパクトにして、予定の演目をいくつか抜いた。
それでも終わったら10時近くになっていて、最後まで付き合ってくれた皆さんには感謝。
そういえば、おひとりも途中で帰ることがなかった。

終わってから、来てくれた皆さんの感想を聞いたり、翠川さんや大木さんから「おもしろかった」といってもらったりしたこともあるが、そうでなくても今回のライブが非常にクオリティが高く、自分のやりたいことがやれた実感があった。
次へのステップとして重要なポイントとして、あとで振り返ることになるかもしれない。
そして、大木さんからは、またやりましょうという言葉をいただいたことがうれしい。
たぶん5月くらいにまたレディジェーンでやることになると思う。


終わってからNVCを勉強している仲間のはるのさんと野々宮と3人で、最近見つけた気楽な感じの飲み屋さんに寄って、ワインを飲みながら話をする。
そして気分よく家に帰った。