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2012年11月13日火曜日

年末キッズライブのチラシのためのメッセージ

げろきょは年末も押し詰まった12月28日と29日の両日、明大前〈キッド・アイラック・ホール〉で計3回の公演をおこなう。
そのための準備が始まった。
チラシ作りも始まっていて、その裏面に掲載するメッセージを書いたので、先行して紹介してみたい。
草稿段階なので、実際にチラシに刷りこまれるのはこれとは少し変わるかもしれない。
たぶん、これよりだいぶ短くなるはず。

チラシ画像、リークします。
デザイナー(大庭花音)に怒られそうだけど。

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驚きの連続。
現代朗読協会についてひとこというなら、そういう言葉になる。
長年、表現の世界にたずさわってきた私は、なにか「あたらしい」といわれるものに接してもいまさらそう驚くことはないが、現代朗読の世界で日々起こっていることについては、驚きを禁じえないし、見たこともないものの誕生に次々と立ちあうことができるのは幸福である。
この「キッズ・イン・ザ・ダーク」は二回めとなるが、もちろん予想もつかないことが今回も起こるだろう。一回めを見た人たちの反応はさまざまだったが、今回もそうなるだろう。つまり「賛否両論」。
だれもやったことがないことをやるときは、それが本当だろうと思う。受け入れられる/受け入れられない、両方があって当然だ。しかしもちろん、受け入れられることが私たちの一番の喜びである。
私たちは技術や優位性を誇示するのではなく、ただありのままにそこに立ち、表現する。ひとりひとりがユニークで尊い存在であることを受け取ってもらいたいし、またそれは観る側もそうなのだ。
既成概念を捨て、楽しみながら私たちの存在を受け取ってもらえること、お互いに受け入れあえること。演者と観客という立場ではなく、おなじ時間と空間を共有するある種のつながりが生まれること。私たちが願っているのはそういうことだ。