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2012年11月1日木曜日

現代朗読ゼミと私の関係性、自分の仕事の核

猫が膝に乗ってくる季節になった。

毎月第一、第二、第三木曜日は朝ゼミ、昼ゼミ、夜ゼミと、げろきょのゼミ日なのだが、今日も11月の最初の週なのでゼミ日。
私の大きなニーズのひとつでもあるゼミ生の自主性・自立性が育ってきている(と思っている)のと、よりそれが育っていってもらいたいという思いとで、これまでべったりと私が張りついていたゼミからスペースを作っていこうと思っている。
もちろんゼミを見放すわけではなく、むしろその逆なのだが、ゼミ生には「あ、今日は水城さんはいないのね」とか、「今日はいるのね」みたいな感覚でいてもらえたらうれしいと思うのだ。

ゼミでは参加者がそれぞれ自分のニーズを大事にして、お互いにそれを尊重しあってやりたいことをやったり、気づいたことをシェアしたりしてもらいたい。
私が完全にいないときには、そのかわりになにかやれること(エチュードなど)をあらかじめ提案しておいて、もし時間があればそれをみんなでやってもらう、というようにしてもらいたい。
私が出られるときには、もちろん全力で演出的なお手伝いをさせてもらう、ということはこれまでと変わりない。

私の仕事は現代朗読の核(エッセンス)をみがきつづけ、それを発信しつづけること。
また、自分の音技術とテキスト表現をみがきつづけ、成長しつづけるゼミ生に拮抗する以上に表現クオリティをたかめること。
その挑戦のひとつが、来週金曜日の「玉響のとき Vol.2」でもある。
90分以上の連続即興による瞑想音楽の演奏という挑戦になる。