あ、プールと買物にも行ったけど。
個人レッスンでは、ミニマル・ミュージックのCDボックスセットを持ってきて、そのなかの一枚、マイケル・ナイマンの映画音楽ばかり取りあげたCDのなかの一曲「Big My Secret」のような雰囲気の即興をやってみたいというニーズがあったので、その演奏法の解説をした。
この曲はミニマル・ミュージックでもなんでもなく、アルペジオを多用したふつうの和声的進行のピアノ曲だが、どうも即興演奏っぽい。
これをわざわざ楽譜に書いてから演奏したとは思えない。
私だったらこうやって弾くよ、というのを伝える。
するととてもいい感じに即興演奏ができたので、そのままそれをシェイプして深めていけば、すばらしいピアノ演奏になるよとはげました。
原理がわかっていれば、ナイマンのまねではなくオリジナルな即興演奏に昇華できるはずだ。
メロディ、ハーモニー、全体のサウンドのバランスと、風景の移り変わりをしっかり意識するようにアドバイスした。
ほかに、モード奏法的なアレンジ法や、ジャズ的な即興もやってみたいというので、「Fly Me To The Moon」を使ってジャズ的なリハーモナイズの方法を教えた。
ある程度楽器が弾ければ、だれでも即興演奏はすぐにできるようになるはず、というのが私の即興演奏法の核心。
今日一日をついやして編集していた〈Sonido〉のライブ映像は、こちらからご覧いただけます。
明日以降、残りの後半セカンドステージの映像もupする予定。