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2012年9月16日日曜日

MacBookPro Retina 15インチにWindows7をインストールする

いつまでも暑くて、しかし朝晩はさすがに涼しく感じるせいか、今日はちょっと油断して日中は軽い熱中症ぎみになってしまった。
熱が身体からこもってだるい、軽い頭痛がある、ものをうまくかんがえられない。
こういうときはあまり頭を使わなくてすむ機械的な作業をするのがいい。

というわけで、MacBookPro Retina 15インチディスプレイにBootcampでWindows7をインストールし、さらにSONAR X1を使えるようにセッティングする作業に取り組むことにした。
BootcampはMacBookAir 13インチにインストールしていたが、ほとんど使わなかった。
その前はMacBookAir 11インチにVM fusionをインストールしてWindowsを使っていた。これは起動とデータのやりとりが楽なので、ちょくちょく使っていた。
が、さすがにバーチャルマシンはマシンレスポンスが損なわれるので、リアルタイム処理が厳しい音楽ソフトは使いものにならなかった。

MacBookProはスペックが高いので、Bootcampならそのスペックを生かして音楽ソフトも使いものになるのではないかと思った。
なぜこんな面倒をするかというと、SONARでしか使えない音源があって、どうしてもそれじゃないとだめだから。Macは音楽制作に有利なようにいわれているけれど、生音源についてはじつはWindowsのほうがいいものがあることがある。
とくに生ピアノのサンプルに関しては、好みもあるかもしれないが、私はSONARにバンドルされているものが必要。ストリングス系もSONARのほうがいい。なので、Bootcampは必要なのだ。

ところでSONARというのは、Windowsに特化したRolandのDAW(Digital Audio Workstation)ソフトのことだ。
私はほとんど発売当時からWindowsで使ってきている。
SONARは初代からSONAR2、SONAR3と、順次進化をつづけてきて、SONAR8くらいまで来たかな、はっきり覚えていないが、通し番号がなくなってX1という強力なDAWになった。
そのたびにいちいちバージョンアップに付き合ってきた私も辛抱強いな。

やること。まずはBootCampアシスタントを起動。
作業を選択、のところで「インストールディスクを作成」のチェックをはずす。
サポートソフトウェアを「外部ドライブに保存」に設定。
USBメモリを挿し、保存場所をUSBメモリに指定して続行。

Windowsパーティションを作成。
ディスク容量にもよるが、今回は余裕の99GBにしておく。

外付けDVDを接続し、Windows7のインストールディスクを挿入し、続行。
Windows用のパーティションの作成が始まる。

ほどなくWindowsのインストールがはじまる。
しかしここで「ディスク0パーティション 4:BOOTCAMPにWindowsをインストールできません」と出て、ギョットする。
あわてず、詳細の表示を選び、ドライブをフォーマットする。

BootCamp設定、ここでてこずった。
ドライバをインストールするためのsetupが入っているUSBメモリを、Windowsが認識してくれない。
ちゃんとWindows用のFATでフォーマットしたのに。
ExFATというフォーマットでフォーマットしたUSBメモリだと認識してくれた。
これはMacでもWindowsでも読めるようにしたフォーマットらしい。

データをExFATのUSBメモリに移動。
それがすごく時間がかかった。
ひょっとして特別なフォーマットなので、データの書きこみに時間がかかるのか?

ExFATのUSBにドライバー関連のsetupファイルを移動、ようやく認識させてsetupを実行。
これでMacBookProでWindowsが使えるようになった。

次はSONAR X1 のインストール作業。
その途中で、何度もWindowsの更新と、ウイルスソフトの導入をうながすメッセージが出てくる。
うっとおしいので、まだ少し契約期間があったマカフィーをインストール。
あーWindowsはこれがあるから面倒。

とにかく、なんとかMacBookProへのWindows7とSONAR X1とマカフィーのインストール作業が終了した。
ほとんど丸一日の作業となってしまった。
SONARのMac版が出ればいいのに。