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2012年9月28日金曜日

今後の音読日めくり

今年2月13日にスタートした「音読日めくり」(http://otohi.blogspot.com)ももうすぐ8か月になろうとしている。
とにかく1年はつづけようと決めてスタートした当初は、これが1年もつづけられるのかと大変懐疑的だったが、なんとか3分の2までこぎつけた。
が、ここに来て、急にさまざまな仕事が錯綜しはじめ、このままの形では継続があやぶまれることが目に見えてきた。

音読ひめくりは3つのコンテンツから成っている。
ひとつめは先人が残したすぐれたテキストの(一部の)紹介。
ふたつめは音読療法に関する短文。
そしてみっつめが私的なスケッチ。

スケッチは、文章だけのブログは殺風景でなんとなく彩りを添えたいというのと、私がスケッチを描くのが好きなのとで取りいれることにした。
が、始めてみると、毎日一点、スケッチを掲載することがかなり大変であることにすぐに気づいた。

最初は毎日、負担がないようにと思って、身近な葉っぱのスケッチをしていたのだが、すぐにネタがつきた。
そもそもそんなにたくさんの種類の葉っぱが身近にはないのだ。
出かけた先で変わった葉っぱを採取して持ち帰ってみたりしたが、それとてその葉っぱの種類を特定する作業が待っている。
そのための図鑑を何種類か買ったりした。

葉っぱで続かなくなったので、やむなく身近の雑貨や食品などもスケッチの題材にするようになった。
風景に挑戦してみたこともあるが、これは描く前から大変なことがわかっていた。
写真集を見て海の魚を描いたりもしてみた。
いずれにしても、しっかり時間を取られる作業だ。

スケッチをするのは私にとってとても楽しいことで、その時間を余裕をもって確保することさえできれば全然問題はないのだ。
問題は、その時間を確保するだけの余裕がだんだんなくなってきた、ということだ。
このままではたぶん、バッサリと放りだしてしまう時がやってくるだろう。
日めくりではないが、そんなことがこれまでにも何度かあった。

という危機感をおぼえているので、いまのうちになんとかしようとかんがえた。
日めくりをつづけたいという気持ちはある。
しかし、これまでとおなじように時間を費やしていくことはたぶん難しい。
となると、日めくりに費やす時間をなんとか短縮できないか、ということになる。

短縮するとすれば、スケッチの部分だろう。
描けるときは描くが、描けないときがあっても自分を許してもいいようにできないか。
たとえば、スケッチではなく、写真を日めくりに付けることはどうだろう。

なんらかの画像をつけたいという気持ちはある。
それが手描きのスケッチである必要があるのかどうか、ということだ。
私が重くかんがえているほどには、読んでくれている方はこだわっていないかもしれない。
スケッチが写真になろうが、あるいは画像がなくなろうが、そんなに気にしないかもしれない。
それはわからないが、とにかくまずは自分の負担を減らし、つづけられる方策を講じようと思う。

そんなわけで、日めくりのスケッチが時々写真になることが今後あるかもしれないことを、どうぞご了承ください。
とにかく一年はつづけたいのです。