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2012年3月19日月曜日

現代朗読協会は「等価交換」の場ではない

しばらく日記を書いていなかったので、まとめて記録。
 先週の木曜日。一日、げろきょゼミの日。朝ゼミ、昼ゼミ、夜ゼミ。
 朝ゼミは、これまで私が全部仕切っていた気づき報告を、今後はゼミ生のみなさんの自主性に任せたいと思って、さっそくゼミ生だけでやってもらう。といっても、初回のこの日は共感的コミュニケーションの先輩である卯妙さんに進行をやってもらったのだが。おかげで内容の濃い、充実した気づき報告になったようだ。これだけでゼミが終わってしまったが。ということで、私の出番はなし。これはこれで大変よろしい。
 夜ゼミに珍しくふなっちが来た。

金曜日。朝ゼミは弓子さんひとりしか来なかったので、ラジオ収録。
 いつもお茶を入れて飲んでいる水筒の蓋を閉め忘れていて、うっかり倒してMacBookProの上にぶちまけてしまった。あわててひっくり返し、電源を落とし、お茶を吐きださせた。そのあと縁側に出して日光浴。さらにファンヒーターの前で乾燥させる。あとで暖めるのはよくないと聞いたが、なんとか復活。その後不具合も出ず、まずはよかった。迅速な処置がうまくいった。

 土曜日。午前中は基礎講座の今期2回め。
 午後は昼ゼミと夜ゼミ。
 ピリカさんが北海道土産を差し入れてくれた。その名も「じゃがピリカ」。お酒ももらったので、ゼミが終わってからみんなで飲む。

昨日の日曜日はボイスセラピスト2級講座。一日みっちりとやる。
 参加者の原田さんが終わってからも残って、そのままゼミ生になるというので、いろいろ説明する。とくに参加費についてのこと。
 これはゼミ費に限らず、講座やワークショップでもおなじなのだが、現代朗読協会では受講費や参加費はかならずしも「金銭に対する技能サービスの等価交換」という考え方をしていない。学びの場を継続的に成立させるための「経費」として皆さんから提供してもらっている。つまり講師や場所や広報など、場を継続させるにはさまざまな経費や労力が発生するが、それを皆さんに支えてもらおうという考え方だ。
 なので、職を持っていない、収入がないなど、金銭を場に提供することが難しい場合は、別の形で貢献していただくことが可能なのだ。
 この考え方をしっかり理解してもらった上でげろきょに参加してもらうようにしている。