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2012年1月24日火曜日

自然災害はまんべんなく起こるわけではない

実家のある北陸では、大雪の前兆として「雪起こしの雷」が鳴る。天候がくずれて、ゴロゴロと雷が鳴りはじめると、大雪の覚悟をする。
東京でもたまに雪の降る前に雷が鳴ることがある。もちろん降っても数センチの積雪なのだが、雪の備えがない都会ではそれでも大混乱になる。車、電車、などの交通網が混乱をきたす。
大雪にしても台風にしても、自然災害はまんべんなく毎年平均してやってくるということはなく、波があることはだれでも体感していることだろう。災害はある年に続いて起こり、起こらないときはしばらく平穏だったりする。
地震にしてもおなじで、起こるときには大きなものが続けざまに起こる。それは過去の記録を見ても明らかだ。
去年、東日本大震災が起こったのは、それが単独で起こったのか、あるいは大きな地震がこれから続けて起こる前兆なのかということは、考え方にもよるのだろうが、過去の歴史に学ぶとしたらどうとらえればいいのだろうか。
地震と津波で原発がこのような状況にあるいま、さらに原発を稼働させ、また外国に輸出しようとしているというのは、狂気の沙汰ではないかと思うのは、私だけだろうか。
首都圏直下型地震が4年以内に起こる確率は70パーセントだそうだ。