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2012年1月6日金曜日

未来を女性と子どもたちに

男性性と女性性ということについて考えています。
 命をつなぐ性である女性は、子どもの命のことを第一に考えています。男性はもともと、それをサポートするために生まれてきたのです。古代社会を見ればそれは明らかです。古代では女系家族があたりまえでした。しかし、それが過度になると、富の蓄積、権力の濫用、組織の強化といった「副作用」を生んでしまいます。
 5000年くらい前から始まった農耕と、それにともなう文明、国家の成立によって、男性が優位に立つ社会が加速されていきました。とくに産業革命以後、それは加速され、富の囲いこみや対立、つまり戦争・紛争が頻発しています。
 私たちはいま、社会全体を女性の手もとに返すべきではないでしょうか。独占欲を肥大させた男性性ではなく、命をはぐくむために有限の資源を共有し、共感しながら助け合う感性を持つ女性性に未来を託すべきではないでしょうか。
 国や地域のさまざな議会、委員会を見ると、席のほとんどを男性が占めています。これが女性が占めるようになれば社会は大きく変わります。
 男性が作ったどんづまりの現代社会は、女性の手によってしか起死回生できないと思います。未来を女性の手に託しましょう。私はそのためのサポートを惜しまないつもりです。