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2011年12月12日月曜日

まだ見ぬ風景を探して音の自由散歩

名古屋、小牧、知立とツアーを終えて、いまは北陸の実家に帰省しています。北陸は冷たい雨が降ってます。まだ雪にはなっていません。明日は天気が回復するそうで、雪囲い作業の最後の仕上げをしましょう。
 そして明日の夜には東京にもどり、明後日は下北沢・音倉で毎月やっているランチタイムコンサートです。
 毎月、いろいろな試みをしながらやっているんですが、今年最後の音倉は「インプロビゼーティック・ミニマルミュージック」というキーワードを思いつきました。ミニマルミュージックというのはごく簡単にいえば、あるパターンに沿った音楽演奏を少しずつ変化させていく現代音楽の手法ですが、それを即興的にやるとどうなるだろう、ということです。といっても、朗読とのセッションではけっこうそういうことを日常的にやってきていました。明後日は音楽演奏としてあるイメージからスタートして、音の散歩道を歩いていくと、どこへたどりつき、そこにはどんな風景が見えるのか、散歩者本人にも予測できないわくわくした気持ちで演奏してみたいと思っています。
 そこへまたいつもの朗読がからみます。現代朗読の野々宮卯妙が村山槐多を読んでくれる予定です。
 午後1時から、30分ほどの短い時間ですが、下北沢の〈Com.Cafe 音倉〉へ遊びにいらしてください。チャージはありません。