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2011年8月29日月曜日

猫スケッチ展「猫のうた」最終日のランチタイムコンサート

昨日は私の猫スケッチ展「猫のうた」の会期最終日で、ランチタイムコンサートの三回めをおこなった。
午前十時に歌の永倉秀恵が準備のために羽根木にやってくる。私もピアノのウォーミングアップ。少し合わせたりしてみる。調子は昨日よりよさそうだ。朗読の野々宮卯妙もヨガを受けたおかげでなんとなく身体の調子がいいという。
11時半に、ちょうどイベントのために上京していた坂野嘉彦さんがやってくる。うまい具合に今日一日空き日だったので、付き合ってもらうことにしたのだ。といっても、まったくリハーサルはなし。即興で一曲、参加してもらうことをお願いする。

正午前に下北沢に歩いて向かい、正午すぎに〈Com.Cafe 音倉〉入り。
まずは腹ごしらえ。
醍醐尚味、紅子さん一家、名古屋からわざわざクセックの樋口と柴田くん、体験講座の受講者の谷合さんがお子さんと、かっしー、ふなっち、月海ちゃんとお連れ、なおさん、まぁや、玻瑠さん、少年王者館の公演で上京していたくぼりょ、バンガードさんご夫婦、ライブワークショップ参加の美子さんとお連れ、ほかにもいらしたかもしれない。大勢の人に来ていただき、ほぼ満席。ありがたい。

1時定刻にライブスタート。
まずは私のソロピアノで「浜辺の歌」を。今日はまるで初めてピアノを弾くかのように、丁寧に、しかしたどたどしく弾くことを心がけてみた。あらたな気づきがあって、おもしろかった。
続いて、野々宮と秀恵ちゃんに出てもらって、「Bird Song~鳥の歌」の朗読と歌のセット。私も秀恵ちゃんも曲順を間違えていて、先に「青い空、白い雲」をやるものとばかり思っていたが、野々宮がこちらを読みはじめたのでちょっととまどった。
マイク音量が小さいように感じたので、ピアノを弾きながら途中で指示を出したりして、ややぎくしゃく。まあしかし、野々宮と秀恵ちゃんの伸びやかなヴォイスに助けられた。
次はいちおう「雨の雫」というタイトルがついているが、完全即興の曲。秀恵ちゃんのヴォイスに、坂野さんのクラリネットに加わってもらった。
決まっているのは、調と、リズムのみ。とても自由に、のびのびとイメージを遊ばせてもらった。後半、坂野さんが時々調性を崩してくるので、ちょっとだけ付き合ったり。楽しい。
最後はまた野々宮と秀恵ちゃんによる「青い空、白い雲」。野々宮が珍しくエモーショナルに読んだ。そして秀恵ちゃんの歌もすばらしかった。

終わってから皆さんと話をした。
岩崎さとこが出演している劇を新宿のタイニイアリスまで観に行く予定だったのだが、名古屋からわざわざ来てくれた樋口くんたちや坂野さんもいたので、げろきょの何人かを誘って羽根木の家に移動し、ゆっくりすることになった。
夜にはタイニイアリスから帰ってきたなおさんが寄って、いろいろ話を聞かせてくれた。
心地よい疲れを残して、いい一日が終わった。