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2011年6月8日水曜日

MacBook Pro の内蔵HDDをSSDに換装(どえりゃー苦労した)(3)

SSDにシステムをインストールするには、外付けになってしまった光学ドライブに OS-X Snow Leopard のディスクを挿入し、そのドライブから起動をかける。そしてSSDをフォーマットしながら、システムをインストールする。
という手順のはずだった。
光学ドライブは無事に認識されたのだが、OSディスクを入れてそこから起動しようとしても、どうしても途中で停まってしまうのだ。

SSDも無事に内蔵ドライブとして認識されている。フォーマットもできる。しかし、システムディスクから起動できない。
やむなく、普通にデスクトップからインストールボタンを押し、インストール先をSSDに指定してやってみた。
すると、途中で一度再起動がかかるのだが、その時点でふたたび停まってしまうのだ。
外付けの光学ドライブからはシステムのインストールができないのかと思い、別の手持ちの外付け光学ドライブを試したりしてみたが、やはり同じように停まってしまう。

ギブアップする前に、ほかにもいろいろ試してみた。「CCC」というディスク間でシステムのコピーができるソフトを使って、SSDにHDDからシステムをコピーさせてみたが、エラー表示が出て起動できない。
いったんSSDをはずし、外付けにしてから、そこにインストールを試みたが、これもダメ。
最後は光学ドライブが内蔵になっていないとシステムインストールができないのかと思い、光学ドライブをまた元にもどし、HDDをはずしてそこへSSDをセットして試みてみる。これも途中で停まってしまってダメ。
完全にお手上げ状態だ。
ネットでいろいろ調べてみるのだが、私のようなトラブルに見舞われている人はいない。みんなけっこう簡単にSSDからのシステム起動に成功しているようなのだ。

今朝になって、ふと思いついた。
OSディスクは私が Apple Store で買った Snow Leopard を使っていたのだが、ふと、MacBook Pro 付属のインストールディスクのほうを使ってみたらどうなるか。
やってみた。
あっさりとうまくいった。
この時のセットは、内蔵HDDの位置にSSDを、光学ドライブは元の位置に戻してあった。つまり、元の内蔵HDDは使っていない状態だ。この状態で、光学ドライブから起動し、SSDをフォーマットしシステムをインストールすることができた。
なぜこのようなことが起こるのか、わからない。もちろん Snow Leopard のディスクは純正品だ。付属のディスクでなければインストールできない理由がわからない。
あるいはディスクが壊れていたのだろうか。

いずれにしても、苦労してなんとかSSDの換装に成功した。
あとは、光学ドライブをふたたび抜いて、そこに外してあるHDDをセットする。アプリケーションやデータをインストールしなおす。
MacBook Pro がどのくらい快適になったかについては、あらためてレポートするが、これからじっくり使いこんでみるのが楽しみだ。