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2011年6月2日木曜日

朗読身体を変えることで表現が劇的に変わる

今日は現代朗読協会の朝ゼミと昼ゼミがあった。
朝ゼミはめずらしくレギュラーメンバーがフルに参加したほか、見学の方一名。朝は「なめとこ山の熊」の読み合わせ。そしてエチュード。
いくつかのあたらしい朗読エチュードをやる。なかでも、歩き回りながらバトンタッチして読んでいく「バトンタッチのエチュード」はなかなかおもしろかった。朗読することだけでなく、身体性、回りの環境や動く人への配慮など、一気にやることが増えて、処理能力が鍛えられると同時に、全身を使って読むということにつながるエチュード。

午後は昼ゼミ。シマムラのほか、かおるさん、養成講座のアオキさん、まりもちゃん、照井数男の参加。なんとなく「肉体派」が多かったので、身体のことをいろいろやる。
とくにシマムラには、バランスボールを使ったエチュードをやってもらって、おもしろかった。
朗読は口先だけの技術をいくらやっても、たかが知れている。身体に意識を向ける、身体の使い方を変えることで、表現が劇的に変化する。その事例がますます蓄積されてきていて、おもしろい。

現代朗読ゼミはいつでも見学できます。事前に連絡しておいでください。
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