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2011年5月15日日曜日

楽しかった朗読ライブパーティー@羽根木の家

今日は朗読ライブパーティーを羽根木の家でおこなった。
出演メンバーは基礎講座の受講メンバーを中心に、ゼミ生が何人か。
朝から、いつもワークショップやゼミをやっている羽根木の家の座敷を片付けて、会場の準備。ついでに座敷も夏モード。襖やガラス戸をはずして、広々と使えるようにする。

11時に出演メンバーが来て、打ち合わせとリハーサル。体調不良でリハーサルに出られない者や、集合時間を勘違いして遅れて来た人など、ハプニング続出だが、ライブには必ずあることだ。じたばたしてもしかたがない。
メンバーが欠けたまま、リハーサル。そして問題続出。それらをどたんばになって調整する。

昼食後、14時半開場。15時、開演。昨日の体験講座に参加してくれた方も来てくれた。
最初は基礎講座参加メンバー6人による朗読パフォーマンス。「これはもはや朗読ではないでしょう」というくらい身体を使ったパフォーマンスで、終わったら全員、汗だくになっているという演目。リハーサルではなかなかうまくいかなかった箇所も、本番ではうまくいって、おもしろいパフォーマンスとなった。
これは近日、YouTubeかUstreamで公開したい。

次はユニット名「まめサーカス」になったまぁや、久保りか、瀬尾明日香の3人による、夢野久作の「お菓子の大舞踏会」という作品。
自由にのびのびと楽しくやってくれた。観ているほうもわくわくするパフォーマンスだった。この若手たちも本当にクオリティが高くなった。今回はお座敷ライブだったが、どんなライブ会場でやってもオーディエンスをギュッと引きつけることだろう。これほど楽しい朗読作品はめったにあるものじゃない。

その後、照井数男と野々宮卯妙による、太宰治の「女生徒」。本来、照井とシマムラでやるはずだったパフォーマンスだが、シマムラが来れなくなったので、急きょ野々宮が代役に立った。が、さすがにクオリティの高い即興パフォーマンスになった。
そして、ふなっち著者朗読。自分の「三つ網」というテキスト表現ゼミの課題作品を読む。ふなっちは著者として急成長中。
しまだなおこさんは私の「コップのなかのあなた」という、大きな数字の羅列が出てくるやっかいな作品を、とても自由に楽しく読んでくれた。
最後は野々宮卯妙が私の「鳥の歌」を、集中力をさらに高めて読んだ。

終了後はお茶会から飲み会へと移行し、まあにぎやかなこと!
なおこさんが手作り餃子を焼いてくれたり、持ちこみのワインや日本酒がおいしかったり、いろいろな差し入れでにぎやかなテーブルとなった。