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2011年5月5日木曜日

「本郷館を救え!」という署名活動にご協力をお願いします

本郷館という、ある種文化財といえる古い建物の保存運動を応援している知り合いがいます。
その日記を転載しつつ、署名活動協力へのお願いを私からもします。
私も署名します。

(野々宮卯妙のmixi日記より)
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「本郷館」、先月、ついに強制執行で、住人たちが立ち退きさせられました。

13日(金)までという短い期間ではありますが、保存のための署名活動が始まりました。
みなさん、ぜひご協力ください!!

文京区本郷6丁目に現存する、築106年の最古にして最大の木造三階建て下宿建築物「本郷館」。
伊藤左千夫、小林多喜二、林芙美子、蒋介石……といった人たちが若かりし頃住んだとも言われています。
このような文化的意義のみならず、当時の無名の大工の技術の高さを示す証左として、
関東大震災にも、このたびの東日本大地震にも無事でした。
ところが、家主の意向により、取り壊されようとしています。

本当に古くてぼろぼろな建物ですが、見れば、
そして中に立てば(住人以外立ち入り禁止ということで長らく入れてもらえてませんが)、
100年以上の歴史を一瞬にして体感できる、素晴らしい建物であることをおわかりいただけるのではないかと思います。
長い歴史の中には、住人たちも知らない話題がてんこもりです。
たとえば最近、本郷館を舞台にしたこんなビデオが発見されました。
なんと細野晴臣さんが本郷館に!

⇒ http://www.youtube.com/watch?v=sGnttS0LiB8

「本郷館」の文化的・建築的意義を伝えるセミナーなども開催され、
家主の意向を組んだ改築案、修復案を提案し続けるなど、
(添付の新聞記事には、今になって突然保存運動が起こって不快等書かれていますが)
住人達は存続を求める声を家主側に送りつづけましたが、聞き入れられませんでした。
私も、元住人に、家主へのNVC的なアプローチを提案したりしました。
しかし……
裁判は、文化的意義については問われることがないまま住民側の敗訴で終わりました。
そして4月、強制執行の手続きがとられ、住人達は退去させられました。

もはや、いつ取り壊しが始まるかわかりません。
でも、まだ建物はある!
署名にどうかご協力ください!!

署名用紙の返送は、郵送、FAX、メールいずれでも結構とのことです。
締め切りは5月13日、短期間で申し訳ないのですが、1日程度の遅れは対応できるシステムをとっているはずなので、遅れそうな場合は早めに連絡をくださいとのことです。
 
以下、発起人からの文面を一部転載します。
みなさま、どうか、ご協力ください。よろしくお願いいたします。
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(前略)地域住民、専門家ら計65名(4月29日現在)らを発起人といたしまして、「本郷館を考える会」を設立し、所有者に本郷館の取り壊し中止と建物の保存活用を求める署名活動を行う運びとなりました。
(中略)ぜひ皆様、そして皆様のお知り合いの方々に、添付した「本郷館署名記入用紙」にお名前をご記入いただき、「本郷館を考える会」までお送りいただきたく、お願い申し上げます。
署名用紙にも記載いたしましたように、送付締切日を勝手ながら5月13日(金)と設定させていただきましたので、こちらのメールアドレス(hongoukan@gmail.com)もしくは、FAX、郵送にて、「本郷館を考える会」までご送付いただければ幸いでございます。
 
【締切】平成23年5月13日(金)
【署名送付先】
〒110-0001 東京都台東区谷中6-2-42-201 「本郷館を考える会」
メールアドレス:hongoukan@gmail.com
FAX:03-3822-7275

なお、署名用紙は、本郷館ホームページ(http://www.hongo-kan.com/ URLは4月29日現在)からもダウンロードいただけます。
ご不明な点等のお問い合わせは、同じく上記のメールアドレスまでお願いいたします(事務局担当:濱本)。
お忙しいところ大変恐縮ではございますが、本郷館の存続のために、なにとぞお力添えをいただきたく、よろしくお願い申し上げます。
 
「本郷館を考える会」運営委員会
代表:伊郷吉信
運営委員:後藤 治、内田青蔵、堀江 亨、多児貞子、高橋幹夫、小松栄美、佐藤隆行、濱本智子、山崎友蔵